圧倒的アバンギャルドアニポケ第10話「ネモとコルサと」感想文ポケットモンスターリコとロイの旅立ち

前回リコの実家に到着し改めて出発といった感じで始まるパルデア地方、ゲームのキャラクターネロや、ジムリーダーコルサも登場し、いよいよ本格的にスタートといった感じになるのかもしれません。

こちらの記事は、アニポケ10話の感想記事なため最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。

ボールタウン到着
スランプ
圧倒的アバンギャルド
次回『オリーヴァの森』

ボールタウン到着

ミニーブなどパルデア地方特有のポケモンも登場しながらボールタウンに到着。

早速ゲームにも登場したチャンピオンランクのネモがパモットを連れて登場、早速バトルを仕掛けてくる原作同様のバトル好き。二人もチャンピオンランクになろうと誘ってくる。パルデア地方では有名人の様で、リコはネモのことを知っていました。

コルサはゲーム同様芸術家でありながら、ジムリーダーでもあり、現在はジムを閉じている。

キマワリは太陽、笑顔の象徴、ということでそれを集めればジムリーダーが戻ってくると信じて、町の子供たちはキマワリを集めているそうです。

家に会いに行った三人の元に現れるコルサ。「見ればわかるだろう元気だ」、といいますが目元のクマがすごい。リコのお父さんとの知り合いとのことで情報をもらい会いに来ましたが、リコの父親にはすごく食いつく。家の中には、ポケモンマグカップなど実際に商品化したら面白そうなものも作られていました。コルサのポケモンである、オリーニョは怖がりだが、ニャオハのいい匂いアピールで仲良くなれました。

スランプ

いい塩梅に話が進んでいたものの、ロイが黒いレックウザの件を問いかけると、機嫌が悪くなってしまう。コルサは黒いレックウザの像を作っている様子。何かあるのか単にスランプ？

リコはスランプという言葉に思い当たるが、そもそもスランプとは何だろうとなるネモとロイ。

みんなでコルサさんを笑顔にしようとキマワリ集めを始める。ゲームではジムチャレンジだったキマワリ探し開始。ちゃんとキマワリ。ちゃんとついてきているのがかわいい。飽きて寝てしまうニャオハ。

ニャオハが好きな場所にキマワリも集まるに違いないと予想を立て大量に集めるリコ。他の二人も、キマワリをたくさん集めていました。しかし、それを物陰から見ているコルサは、どこか不満げ。

圧倒的アバンギャルド

そこまで集めてくれた彼らにならば話そうと、圧倒的アバンギャルドな出来事を語り始める。

コルサの家の作業場には、レックウザの彫刻が。それは、かつて制作した黒龍ににらまれたキマワリ。キマワリの視点からレックウザの迫力を描く作品でした。しかし、以前夜の森で本物のレックウザに遭遇。その迫力に圧倒され打ちのめされスランプになってしまったようです。

黒いレックウザに感動し、この彫刻も本物にも負けてないというロイの言葉。更に始まりの一歩という思春期の情熱に揺り動かされ、コルサはジムリーダーとしてレックウザに挑む実力があるか試すバトルをロイに挑む。ゲーム同様の高所からの登場で、テンションの上がり下がりがすごい。

ウソッキーを使うコルサ。ウソッキーを見て草タイプと判断するロイ、しかし、ウソッキーは岩タイプ。更に身代わりを使う。岩を身代わりにしており外すとホゲータにダメージ、ゲームのものより強い…。さらに、ちょうはつ、すごくむかつく顔をするウソッキーに怒り狂ったホゲータは我を忘れて戦ったしまう。

そんなホゲータに振り回されるロイに自分のポケモンを見ろと伝えるコルサ。改めてホゲータを見直したロイは、ちょうはつにより攻撃力のあがっていることを見抜く。逆にそれを生かそうとあばれろと指示を出すとホゲータは新技『じだんだ』を発動。

それに対して、コルサはついにテラスタルを発動。ウソッキーをくさテラスタイプに変更。ゲームでの曲も流れテンポもよくすごい盛り上がります。しかし、草になったウソッキーに、炎なら有利とひのこをで攻めるホゲータ。しかし、すさまじい動きでひのこをかわしカウンター的にくさわけを決めるウソッキー。ロイの初のジムリーダー戦は負けに終わりました。

試合のこそ負けたもののロイを認めたコルサは、もう一つの真実を伝える。森のオリーヴァと呼ばれる彫刻、レックウザを見たのはこのオリーヴァがいる森。オリーヴァがレックウザに共鳴していたように見えたとのこと。

リコは彫刻を見て何かを感じ取ったようで、その彫刻は悲しそうだったと感じていたようです。
深い森の奥、大きな影が動き回り次回へ。

今週はアニメ初のテラスタルが登場。ゲームでもあの曲がかかると盛り上がりましたがアニメだとさらにテンポもよく楽しかった。表情も豊か、くさわけの謎のボクシングムーブでいい動きを見せるウソッキーがかっこいい回でした。