錬金アカデミー入学 仮面ライダーガッチャード 2話の感想・伏線・謎『追跡！錬金！スケボーズ！』

2023年9月3より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第5作目の作品『仮面ライダーガッチャード』の感想記事です。錬金術師が生み出した人口生命体ケミー。何者かによって一斉に世界に解放されてしまった101体のケミーを集めるため仮面ライダーに変身することとなった高校生・一ノ瀬宝太郎の戦い絵を描く作品。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

第2話『追跡！錬金！スケボーズ！』感想

初OP

今回、仮面ライダーガッチャードの初OPが流れました。BACK-ONによる、『CHEMY×STORY』すごい爽やかな雰囲気。作風としても学園生活だったり、宝太郎の性格だったりすっきりした感じがありますが、まさにそれを現したOPといった感じです。

最後、君と僕の君の部分はケミーと僕のような感じに空耳できそうです。あえてちょっと寄せていってたりするんでしょうか。

事前番組では、年明けあたりに別の曲とコラボするようなことも言っていましたが果たしてどうなるのか、その辺も気になります。

ちなみにこの『CHEMY×STORY』TVサイズは既に各種音楽サブスクにて公開されているようです。SpotifyやAmazon musicなどにある様子。

錬金アカデミー

学校の秘密の階段を上って壁を抜けるとそこは錬金アカデミーでした、といった感じで始まる、宝太郎の錬金術学園ライフ。

とはいえ、入るためには試験アリとのことで、ケミーカードの質量を揃えるという課題が与えられました。宝太郎が『オドリッパ』のケミーカードを持った時はすさまじく重そうな感じが出ていましたが、どれだけ重いのか。

かなり力技というか、独特の方法で課題を達成した宝太郎でしたが、本来この質量変換は、りんねちゃんが言うに指輪を使うことでできるとのこと。宝太郎はこの課題達成後に指輪を貰っており、本来どのような形で達成させる課題だったのかはちょっと気になります。

学園パートの雰囲気は、同じく学園物仮面ライダーである『仮面ライダーフォーゼ』とちょっと被る気がします。あちらはかなりアメリカンな学園だったのに対して、こちらは日本風と違いはありますが、明るい感じで前作とはまた違う方向の作品となりそうなのを改めて感じました。

なかなか癖のありそうな同級生？もラストに登場して次回以降の展開も楽しみです。

ケミーとの関係

今回メインとなったケミーは、『スケボーズ』でした。スケボーの姿をしたケミーで子供たちと戯れている間は非常に温厚なケミーといった感じ。前回街の中で暴走してい『スチームライナー』と比べるとかなり見ていて安心できる子でした。前回の街での大暴れも突然外に出た混乱という事もあったのかもしれません。

しかし、たまたまそばを通りかかった強盗？の悪意に触れてケミーからマルガムに変化してしまう。二人一組だった強盗は金を独占するために相方を端から落とすなどなかなかの悪い奴でした。

側を通るだけであれだけの変化をしてしまうケミーは確かに外に放っておくのが危ないというのはよくわかります。カードに入れておけば大丈夫なのでしょうか。

マルガムを察知するのはホッパー1の役割の様子。ほっぱほっぱー！と可愛いながらもやかましい感じは、機界戦隊の某赤い鳥をちょっと思い出す。声一緒なんですね。

予告にあったバイクのケミーの出番がなかなか来ないなと思っていたら、まさかの先生が持って来てくれる。そのまま初のバイクチェイスに突入。宝太郎君は免許あるのかな？と余計なことをちらっと思いましたが、よく考えたらケミーはそもそも生き物なのでセーフか。

このバイクのケミーも、なかなかいいキャラをしていました。腕が生えて攻撃したり、障害物に封鎖された際には、宝太郎の機転で空に打ち上げれ慌てていてかわいかったです。

最後のお願いによるオドリッパとカマンティスへの対応など、宝太郎のケミーへの接し方は、一般的な錬金術師とは違うものの様子。ケミーを生き物として接する宝太郎。このあたりは、今後もピックアップされていきそうです。

自由と規則

今回のラストで、宝太郎は自由を尊び、それに対してりんねちゃんは規則を守ることを重視している。それぞれの錬金術に対するスタンスの違いが今回のラストでちらっと触れられた気がします。

りんねが規則にこだわるのは、自分たちを裏切ったとされる父に対する思いがありそうですし、宝太郎の自由も自分たちを置いて行った父親に対する思いがあるのかなという気もする。二人の方針は大事な人への思いから来ているという部分は共通してあるのかもしれません。

ある意味真逆の二人の考え方ですが、今は互いにそれぞれを尊重する関係になっている。今後の話の中でこの二人の考え方の違いがぶつかることもあるのかもしれません。

そういえば、この二人の名字は一ノ瀬と九堂で、1と9足して10になる。このあたりは意識してつけられた主人公とヒロインのネーミングなのでしょうね。

2話での伏線・謎

裏切者

謎の人物は、10年前に101体のケミーを盗んで姿を消した裏切者とりんねに語られました。

なぜケミーを盗む必要があったのか、という点を考えてみるとと錬金術師の組織に何か怪しい点があり、ケミーの悪用を避けるために逃げる必要があったという事も考えられそう。このあたりは、今後の話でも触れられそうです。

暁の錬金術師

およそ100年前悪魔から世界を守った伝説の英雄とのことで、絵本に描かれた挿絵にはホッパー1の姿が描かれていました。前回のガッチャードを見た際に多重錬装は120年ぶりだという話もありましたし、時期を考えると先代のガッチャードという事なのかもしれません。

次回3話『ブシドー、見つけたり』

次回、スパナとその変身『ヴァルバラ』が登場となりそうです。スパナのつけている指輪は緑色で下が色により錬金術師の派閥が違ったりするのでしょうか。

ブシドー見つけたりとのタイトルの通り、新しいケミー登場となりそうです。新たなガッチャードの姿も見られました。今回のカマンティスと、オドリッパのカードの組み合わせは新フォーム化と思いきや、必殺技を撃つだけだったので新フォーム楽しみです。

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仮面ライダーガッチャード 毎週日曜9：00放送中

近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、AbemaTV、Tverでの一週間見逃し配信があります。

AmazonPrimeでは水曜日に最新話が追加され、全話見れますので過去話の確認には便利。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか？

なおTwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。