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ミナト先生の裏切り ガッチャード17話『ムーンブレイク・メッセンジャー』感想・考察【仮面ライダーガッチャード】

エンタメ
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2023年9月3より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第5作目の作品『仮面ライダーガッチャード』17話『ムーンブレイク・メッセンジャー』の感想記事です。錬金術師が生み出した人口生命体ケミー。何者かによって一斉に世界に解放されてしまった101体のケミーを集めるため仮面ライダーに変身することとなった高校生・一ノ瀬宝太郎の戦い絵を描く作品。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

第17話『ムーンブレイク・メッセンジャー』

年明け一発目

予告の通りOPも新バージョンに変化。OPでは、曲も2番になり、仮面ライダーマジェードやら、仮面ライダーヴァルバラドやら、年末に公開された本編では見登場の新要素もバンバン載せてまさに新展開といった感じで実に盛り上がってよいですね。

本編では、年明け一回目という事で、キッチンいちのせにみんな集合して、年始の挨拶。あいかわらず宝太郎のオリジナル料理が登場、なかなか奇抜な見た目をしていますが、それでもおせち感はしっかり出ていて、これまでの料理の中だとかなりまともそうに見えました。

ちょっと気になったのは、辛いレンコンという話を聞いて、りんねちゃんがそれを貰ってもいい?と寄っていたところ。辛い物が好きなのかもしれません。りんねちゃんの趣味については、以前の修学旅行での新選組の件だったり地道に明かされていっている気がします。

グリオン

年明け一発目、早々に登場したグリオン。黄金の錬金術とでもいうようなもので、新たなマルガムを作る。

今回使ったのは、永遠の眠りの力を持った月のケミー。何やら不気味なうごめく人形を使いマルガムを作り上げる。冥黒の三姉妹アトロポス曰く、その人形は、僕らのお兄様たちとのこと。これから当面は、凶悪な犯罪者ではなく、こんな感じでグリオンによって作られたマルガムが敵となっていくのでしょうか。

月のマルガム

そして、実際出てきたこの月のマルガム、地面に沈めこむ能力を持つとう厄介な敵でした。民間人を地面に沈めこみさらっていく。その後の話を見ていると、地面に沈めこむのではなく、影の中に引きずり込むというのが正しいのかも。

それに対するガッチャード、そのピンチに再びやってきたガッチャードデイブレイクには、今のお前では倒すことはできないと言われてしまう。

デイブレイクに対しては不利と思ったのか、そのまま逃げてしまいましたが、錬金術アカデミーの面々の捜索により、動かない影を発見。そこで眠っていたマルガムを、ケミーの激辛汁で無理やり起こすという手段で外に出させる。この提案をするのがりんねちゃんでしたが、何となく冒頭のお節料理の話と繋がっている気がしてちょっと笑ってしまう。

なんだかんだ、ノリは軽い月のマルガムでしたが、オレンジ色のガッチャードでなければ、相手にならないと言われてしまう宝太郎。

UFO-Xや、X-REXを使って戦えば、かなり優位に立ちまわり、そのまま倒したかと思われましたが、まさかの撃破ならずに再生され、逃げられてしまう。このあたりが、まさに今のガッチャードでは倒せないという事なのでしょう。

しかし、今回の戦いUFO-Xはちょっとワープしたり、地面に沈んでしまった人を引きずりあげたりと、倒すまではいけませんでしたが相変わらず特殊能力が強いです。

スパナと鏡花

スパナの師匠に当たる人物鏡花。何やらこの人の相手をしている時だけは、スパナの態度が心なしか和らいでいるようで、本当に信頼している人物なのだなと伺えました。

鏡花自身は、新たなベルトの研究を進めている様子で、年が明けてからまだ何も食べていないとのこと、果たして庫内の放送内容がいつの設定だったのかにもよりますが、熱がこもると抜けないタイプの人物の様です。

今回は、そんな鏡花とスパナの出会いについてちらっと触れられました。10年前、おそらく以前から話題に上がっていた事件こそが、この二人の出会いとのこと。その時、スパナは鏡花に助けられ、それ以来師弟関係となっているようです。何やら今回意味深に映った鏡花の腕の傷についてもこの件に関係していそうです。

また、今回宝太郎のようにケミーを仲間として認めるべきなのか?と迷いを持ったスパナに対して、それは宝太郎のスタンスと接する鏡花の言葉が印象的でした。これから先、スパナはケミーに対してどんなスタンスをとるのか、そしてそれが彼のパワーアップである『仮面ライダーヴァルバラド』にどう繋がっていくのか、気になるところです。

ミナト先生の裏切り

今回、一番衝撃的だったのは、ミナト先生の裏切りでした。冒頭、グリオンが錬金術アカデミーに来校、話ぶり的にはやはり彼も元々錬金術アカデミーの生徒だったようです。そこで、再開するミナト先生とグリオン、この二人も以前から関係があった様子。同期だったのか、はたまた、先生と生徒の関係だったのか、色々と可能性は考えられそうです。

しかし、グリオンとの遭遇の際に何かがあったらしく、ミナト先生がまさかの裏切り。錬金術アカデミーの生徒では力不足という上層部の判断に従い、スパナや生徒たちからケミーカードを回収し、記憶まで消そうとしてしまう。更には、錬金術アカデミーには、冥黒の三姉妹が所属し、今後のケミーカード回収に当たるとされ、かなり自体が大きく変化。きちんと制服を着ている三姉妹の姿はちょっと印象的というか、顔のメイクはそのままなので違和感が結構ありますね。

さらには、先生自ら仮面ライダードレッドに変身し、宝太郎たちからケミーカードを奪おうとする。スパナがヴァルバラドになって立ち向かうもフルパワーのドレッドには対抗できず。

「生きてきた厚みが違う。」とは、先生の言葉ですが、果たして何があったのか。

最初は、先生も洗脳されてしまったのかという気がしましたが、冥黒の三姉妹に生徒たちに手出しさせず自分で動いているあたり、むしろ錬金術アカデミーが危険となってきた故に、生徒たちをそこから遠ざけようとしているようにも見えました。

そして、気になるのは、どうやらこの事件こそがデイブレイクの言っていた宝太郎の決断の時とのこと。決断の時は近いとは言っていましたが、本当にすぐにきた決断の時。果たして、ここから何が起こるのか気になるところです。

ガッチャードデイブレイクの正体は?

年末に突然の初登場から、話題をさらうオレンジ色のガッチャード、ガッチャードデイブレイク。その正体については、未だ謎に包まれていますが、先日声をDAIGOさんが担当していることだけが明かされました。

今回のお話では、その正体に関係してそうな色々と気になる部分もありました。

まず一つ目は、今後に起きることを知っている様子だということ。これから宝太郎が決断を迫られるという事を知っており、何やら未来の事を知っている様子。

二つ目は、りんねの事を知っており、九堂…りんねと意味深に名前を読んだこと。九堂という呼び方は、まさに宝太郎の彼女の呼び方ですが、九堂と読んだ後に間をおいてりんねと付け足しフルネームにしたのは、呼び慣れた九堂という呼び方を隠しているようにも思えました。

三つめは、その手に持っているガッチャイグナイター。おそらく、現在錬金術協会にて開発中の新アイテムこそがこれという気がしますが、果たしてなぜそれを彼が持っているのか。

次回予告では時を超える力を持ったケミーの存在が伝えられ、やはり未来の宝太郎説がちょっと強まったような気がします。

気になった点は以下の記事でもまとめています。

次回18話『駆け抜けろ!進化のファイヤーロード!』

「タイムロードの能力でお前を過去に飛ばす。」とのことでデイブレイクの手で、誰かが過去に行く様子。なぜ過去に向かうことになるのでしょうか。グリオンと、九堂風雅が対峙している姿もちらっと映ったのも気になるところ。

そして、いよいよ登場パワーアップフォームとなるだろう『ファイヤーガッチャード』、次回も楽しみな展開となりそうです。

 DXガッチャーイグナイター
昨年末、突然販売開始された謎のアイテムガッチャイグナイター。いよいよ本編でも活躍が見られそうです。

仮面ライダーガッチャード 毎週日曜9:00放送中

近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、AbemaTV、Tverでの一週間見逃し配信があります。

AmazonPrimeでは水曜日に最新話が追加され、全話見れますので過去話の確認には便利。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか?

なおTwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。

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