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明かされるイストワールの秘密 SYNDUALITY Noir 23話感想・考察『Over the limit』【シンデュアリティノワール】

SYNDUALITY-noirシンデュアリティノワール23話-Over-the-limit-感想 アニメ
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2024年1月9日より、監督『山本裕介』、ストーリー原案:鴨志田一、シリーズ構成:あおしまたかし による製作の『Synduality Noir(シンデュアリティ・ノワール)』の後半クールがスタート。第23話『Gravity coffin』の感想文です。

最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。

第23話『Over the limit』感想

イストワール

ヴァイスハイトはイストワールに到着、ミステルをイストワールにつないだことでイストワール自体の制御を得ることに成功した様子。

今回、イストワールは地球上のあらゆる文化や生き物などのデータを持った巨大なライブラリーだったというが判明。さらに、それに加え、以前から話にも上がっていた地球上の環境を全て作り変えるという力も持っている事までわかる。

以前イストワールと接触し認識され、そのご現在の地上を幅広く見てきたミステルのデータを受け取ったことで、現在の地球環境の改変すらも可能となった様子。

それを使いヴァイスハイトが行ったのは計算人形と彼が呼称するメイガスの一掃。今回のサブタイトル『Over the limit』は、まさにこのヴァイスハイトが行うメイガス停止までの時間を超えてしまったことを表していたようです。

イストワールから放たれた何か(通信?)により地上のすべてのメイガスに干渉、それぞれの見開き赤く染まった瞳は、このまま人間を襲いそうな勢いで少し怖かったです。とはいえ、それはあくまでメイガスの機能を停止させるだけ。

そもそも、ヴァイスハイト自身は、イストワールの力を得ることで人間だけでによる地上の再建を目指しているわけで、人間を攻撃する必要はないというのは分かっていますが、どうしてもこういうシーンを見ているとメイガスの暴走みたいな場面が浮かんでしまうのは、色々他のアニメを見ている影響かもしれません。

ヴァイスハイトに関して、気になってくるのは、なぜここまでメイガスを嫌っているのかというところ。彼自身がメイガスを必要とせずにコフィンを動かせるというのも何やら意味深にも思えてくる。このあたり、残り数話となってきましたが何か触れられるのかちょっと気になるところです。

そして、もう一点謎なのは、全てのメイガスが停止した中でもなぜか動けるままのノワール。これに関しては、元々イストワールから送られたデータがノワールだったというあたりが絡んでいそう。今回イストワールは現在の地上のデータを求めていたようですし、そもそもノワールこそが、イストワールの管理AIのようなもので、地上の様子を確認するためにミステルの中にダウンロードされていたなんてこともあるのかもしれません。イストワールとの関係が深い故に、イストワメイガス停止の信号を受けても、そのまま動き続けていられるのかもしれません。

そして、今回本領を発揮したイストワールは、思っていた以上にすごい能力を持ったものでした。これだけ何でもできると、新月の涙を起こし、エンダーズを出現させてしまった原因も気になってくる。このあたりは、先日発売された小説の方で触れられるのかもしれません。ちょっと気になったので今度読んでみようかと思いました。

それぞれの戦い

ヴァイスハイトを追ってイストワールへと向かうカナタ達。やはり、前回残されていたロケットを使ってヴァイスハイトを追う形となったようです。とはいえ、今回カナタ達が使うのは、帰り道には使えない片道ロケット。イストワールについた後、どうすかは後で考えるとのことですが、ヴァイスハイトの乗ってきたロケットで戻るのかも。

とはいえ、今回判明したイストワールの何でもありっぷりを見ていると、イストワールの管理さえ奪うことができればあっさり地上に戻れそうな気もしてきます。

ロケットに乗ったのは、カナタとトキオ、そして、黒仮面ことマハト。昨日の敵は今日の友達こそが、ドリフターの流儀とのことで、ヴァイスハイトに裏切られた彼もまたヴァイスハイトの元に向かう事に。

勝負のついたトキオとマハト、今回はきっちりとトキオが謝ることで二人の関係も改善、ロケットに乗りイストワールに向かう彼らの戦いが始まる。

当然待ち受けているのはヴァイスハイトとノア・ゲームチェンジャー。何やらそれぞれのコックピットを共有し会話するなシーンが挟まり、急だったのでちょっとびっくりしましたが、コックピット内部は元々VRで表示されているだけなので通信しようと思えばこういう形でも通信できたのかも、もしかしたら、ノア・ゲームチェンジャーの能力なのかもしれません。

戦闘シーンで印象に残ったのは、レールガンの弾を撃たれてから弾くヴァイスハイトの反応速度。元より、そういう風に戦いに特化して作られた人間としてだったようですが、ここまでできるとヴァイスハイトは果たして、本当に人間なのかというのも疑問に思えてくる。このあたりに、メイガスを執拗に嫌う理由があるのかも。

機体の性能とパイロットの実力は段違い、とはいえ、流石に3VS1では流石に分が悪い様子のヴァイスハイト。ついに片腕を落とされてしまう。ちょっと気になったのは、前回ロケット強奪に向かう際に使ったムートンのオーバークロックですらとらえきれない速度を、今回なぜ使わなったのかというところ。連続して使えるものではないのか、イストワール内部のような閉鎖環境や無重力の環境では使いにくいのか、色々理由は考えられすが、何か理由があるのでしょうか。

ともあれ、彼自身の本当の目的は時間稼ぎ。彼の目論見通り、メイガスを停止させるというイストワールへの命令が実行され、ムートンたちも含めてメイガス頼りのコフィンはすべて機能が停止してしまう。その結果、唯一例外となったノワールがのるデイジーオーガフィックスのみが、ヴァイスハイトに対抗できる力として残ることになりました。

いよいよ、最終決戦という感じ。ヴァイスハイトを倒し、イストワールの管理を奪うことができれば、全てが解決しそうですが、果たしてどうなるのでしょうか。

SYNDUALITY Echo of Ada クローズドβテスト開催

アニメにも登場した『アルバ』と『エイダ』、アメイジア崩壊の際に彼らに起きたことが明かされる、SYNDUALITY のゲーム版、『SYNDUALITY Echo of Ada』のcβテストが2024年3月に開催されることが告知されました。3月19日まで募集とのことなので、気になる方はお早めに。

小説:はじまりの青 シンデュアリティ:ルーツ

先週、Syndualityプロジェクトの一環として、小説『はじまりの青 シンデュアリティ:ルーツ』の情報が公開されました。何やらブルーシストの原因についての話となりそうなので、18話にてちらっと触れられたイストワールによる環境破壊に関する話に触れられるのかもしれません。

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