爆上戦隊ブンブンジャー5話感想・考察『警察屋はくじけない』

2024年3月3日より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第48作目の作品『爆上戦隊ブンブンジャー』。監督：中澤祥次郎、プロデューサー：久慈麗人による作品。様々な惑星を襲う『ハシリヤン』と、気分ブンブンで爆上るヒーローとの戦いを描く。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

5話感想『警察屋はくじけない』

警察屋

前回任された、ブンブンジャーの監視業務を開始するアクセでしたが、今回冒頭でブンブンジャーに入りたがるという感じでお話がスタート。

皆さんのようにかっこよく皆さんを守りたいとその憧れを語るアクセでしたが、何やらタイヤの目線は冷たく、今の君では無理だと拒否されてしまう。

いきなりアクセの事を拒否したタイヤでしたが、今回の話を見た感じ、ブンブンジャーに入れるかどうかの判断基準は、ブンブンジャーになりたい人ではなく、自分自身が何をしたいのかというのをはっきりと持っていることが大事なのかなという気がする。最初に新メンバーになることを拒否したのは、あくまでブンブンジャーになりたいという気持ちだけだけで、何をしたいのかというのが見えてこなかったからなのかもしれません。

何やら今回タイヤがパトカーのブンブンカーを見ており、警察に何か思い入れがあるのかと思いましたが、特にそういうわけでもなかった様子。

ダーツ苦魔

今週登場の苦魔獣、何やら今回はバーに忍び込んでいるハシリヤン達。前回の大暴れも、ブンブンジャーに倒されてしまった故に、さほどニュースにもならない。相変わらず軽い感じのイターシャ達の全然取材も来ないじゃないでちょっと笑ってしまう。

ダーツを投げるも失敗、その怒りからイグニッションで誕生したダーツ苦魔獣。ヤンヤンヤルカーもなんかすごいのきたよ…という、テンションの高い苦魔獣。

人間にダーツを撃たせ外れると罰ゲームと称して、ピコピコハンマーだったり、足つぼマッサージを踏ませる。演出的にはギャグみたいな絵面でしたが、ひどく痛がっている様子を見るにかなり危険だったのかもしれません。後から罰ゲームを受けていたブンブンジャー的にもなかなか威力ありそうでした。

さらにダーツをやらされ×女性は、助けに入るアクセ、交代でダーツを使い目を狙う。襲われていた人たちをきちんと逃がすさまは非常にヒーローでしたが、しかし、追い詰められてしまうアクセ。

ダーツ苦魔実際に当てたら当てたで罰ゲームを用意している質の悪さでした。

ブンブラック

絶体絶命のブンブンジャーでしたが、生身のまま警察としてブンブンジャーを守ろうとするアクセをタイヤが認める。そこから新アイテムブンブンチェンジアックスを調達屋が投げてくれる。まさに警察屋としてタイヤが認めたトウコなのかもしれません。調達屋は本当にいつでも持って来てくれる便利屋ポジションの。まだ、来週は変身しないようですが、果たしてどのような経緯で変身するのか気になるところです。

さて、今週新登場のブンブラック、武器にもなるブンブンチェンジアックスを使ってのアクション。まさかの剣にも変形できるようで、なかなか玩具としてもよさそうな武器。アクションシーンもカッコよく、弾を切り裂きながら進んでいくシーンはかっこよい。しかし、弱点は顔だ！はあまりにもあらゆる生き物に通用する弱点でちょっと笑ってしまいました。

今回のヤルカー絡みのバトルはブンブンパトカー。バーチャルトラップとのことで、数を多く見せて相手を翻弄。日本では使わないようなスパイク付きのトラップでヤルカーを止める様はなかなか容赦ない。

ロボット戦闘でも、ブンブンジャーポリスに合体。二丁拳銃を使ったガンカタスタイルといった感じでかっこよかったです。ブンブンもちょっとテンション上がっていてかわいい。

アクセが仲間入りとのことで、テンション上がっているブンブンのカレーパーティー。細部調査官がすごいノリノリで、やはり前回のカレー相当気に入っていたことがわかりました。

次回6話『シロとクロ』

アクセの裏の顔をシャーシロが調べるお話となる様子。さらに、幹部ポジションとなりそうなノーブレーク登場とのことで、だんだん強敵が増えてきた感じもするブンブンジャー、さらなる苦戦となるのかもしれません。

まだブンオレンジ登場とはならないようですが、この幹部登場がそのあたりにも絡んでくるのでしょうか。