2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの35話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 35話 7週目『届かぬ声』
前回ラスト、仲間由紀恵演ずる登場人物がちらりと画面に写り波乱の展開を予感させた前回のお話。
今回は、新たな入院患者『和泉千佳子』が登場し、来週に向けて大きく話が動き出し始めたようです。
和泉さんは、華族の奥様、病院の名誉にかかわる患者ということで、医者も看病婦も大慌てで看病に当たる。そんな彼女の病状は乳がん。この時代の乳がんというのはどの程度の病状なのかと思いながら見ていましたが、医者にかかるのが遅かったこともあり、乳房の除去手術をしても成功率は2割程度とかなり厳しい状況。そのせいもあってか、かなりピリピリとした空気をまとっており、かなり不安定な精神状態になっているようです。
そんな彼女に割り当てられた看病婦たちは、ドタバタとした足音だったり、わかりやすくお茶を雑に入れていたりと、今の和泉様が遠ざけたくなるのもよくわかるもの。そこで、藤田君の発案で白羽の矢がりんと直美に向けられたようですが、元より手術の成功率は2割ほどしかないことを考えると、責任を押し付けるためのスケープゴートといった面が強いように思えてしまいます。
とはいえ、ある意味看護婦の地位を認めてもらうチャンスともいえる出来事でもあり、彼女の看護がこの病院でのお話の山場となっていきそうです。
また、今回そんな大きなイベントの裏で、りん達の看護が認められているのがじわじわと描かれる。特に印象的だったのは、部屋に入ってりんが挨拶をすると部屋の人たち皆が元気に挨拶を返してくれていた事。最初に部屋に入った時に奇異の目を向けられていた時と比べると、患者たちから頼りにされつつあることがわかる描写でした。
今回は前回りんがお休みだった話に合わせ、直美一人だと完全に仕切られて大変という話が出ていましたが、そういう軽い雑談ができるというのも、信頼されているが故という感じがしますね。今回の描写を見ていると、直美とりん、それぞれ性格の方向は全く違う二人なのでですが、揃っていると互いの欠点を補い合えるようなバランスの良さがあるのがわかるお話でした。
また、今週は以前娘を探していたお母さんが娘と再会していた話が差し込まれる。それを見た直美は、改めて母から残されていたお守りを見つめ直していましたが、来週の予告を見るに彼女の家族周りの話も何かある様子。
またしても色々と大きく話が動きそうな来週、何が起きるか楽しみです。


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