2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの109・110話の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 109・110話 22週目『明るい未来』
今回は、木曜日の放送が金曜日に延期となったので109話・110話まとめた感想記事となります。
小川の出征が描かれた前回のお話から続く今回。広島での件もありここからどう戦争に関わる描写が描かれるのかと思っていましたが、日清戦争自体は思ったよりもあっさりと日本の勝利という形で終わることになる。
てっきりもう少し色々と本筋に関わってくるのかと思っていたので、少し意外ではありましたが、その中でさりげなく描かれた広島の多江さんのシーンに不安を感じさせる。
その不安はもろに的中、日清戦争こそ乗り切ったものの、台湾へ駆り出された中、崖から足を踏み外し落下、死んでしまったという事実が語られる。余りにもあっけない死の描かれ方でしたが、人の生き死にとはそんな風に容赦なく訪れるものという事なのかもしれません。
脚気
そんな小川さんの死因ですが、戦地での戦いの結果というよりは、脚気がその大きな理由であったことも明かされる。白米を中心とした食事による栄養の偏りが原因とされる脚気、戦争でも大部分は病気で死んでしまったという話もあり、こういった病気に対する人々の認識が足りていない点こそが、最大の壁になっているというあたりが改めて強調されるお話になっていたようにも思えました。
そうなると、ここからどのようなお話を描いていくのか、というのは気になる所。直美が無償で看護に赴いている地域の空気の問題、こういった脚気に対する理解度の不足、などなど、世間の意識を変えていかなければ解決できない問題が少しずつ描かれているようにも思える。
ひとまず日清戦争は終わり、まずは小川を失った気持ちの整理という話になるのかもしれませんが、そこから先で何が描かれることになるのか気になるところです。


コメント