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風、薫る 73話 感想 万作と院長との繋がり? 15週目『差し出せぬ手』【NHK2026年前期朝ドラ】

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2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの73話感想記事です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

風、薫る 73話 15週目『差し出せぬ手』

山本を連れだしたことは間違いなのか?

山本を連れだしたりん、病院へ戻った山本が亡くなり、病院側からの処分は保留という扱いになるも、患者に接する際に平静を保てなくなってしまった前回のお話

そこから続いた今回は、前回のラストでチュウに病状の悪化が伝えられキクさんの元へ向かう所から始まる。キクさんの様子を見る際にもりんは体調がおかしくなってしまい、人の命に係わる看護というもの自体に思わず拒否反応が出てしまっていることが伺える。それだけ、彼女にとって山本の死に対して責任を感じているということなのでしょうが、果たしてどのようにこれを乗り越えていくのでしょうか。

そんな中、キクさんは皆に看取られてそのまま亡くなってしまう。今回の話で印象的だったのは、皆が幸せに死ぬことができたと語る中、直美はそれでも病院に行って彼女に生きてほしかったと語った点。この話は、山本さんが幸せだったかどうか、という点を語る際に彼女が語ったものでしたが、山本さんの願いを叶えるために病院から連れ出したりんの考えとは全く異なるもの。

患者の命を優先すべきか、人としての願いを優先すべきか、看護とは何か?という答えのない質問にそれぞれ向き合おうとする二人の姿が何とも記憶に残るお話となっていました。

今回のりんの選択は、病院としては決して認めるわけにはいかないものの、外科の教授である今井や、外科の助手黒川たちも、そのすべてを否定しているわけではない。りんはの行いが山本の死を早めてしまったのは、おそらく間違いないでしょうが、しかし、あのまま最後まで奥さんと会えないまま死ぬのとどちらが良かったのか、と言われると、それは結局もう亡くなってしまった山本しか知りえない。

それが看護婦としてやるべきことなのか、という疑問は確かに残りますが、看護をどのようなものと捉えるのか、という問題でもあり、この点は看護とは何か?という問いに向き合い続ける限りは決して答えがでるものではないのかもしれません。

万作と院長との繋がり?

そんな今回気になったのは、黒川が語った病院の手伝いである万作と院長との繋がり。これまでも度々りん達に力を貸してくれていた万作ですが、裏では院長と繋がっており情報を流しているという噂が流れている様子。

ただ、まだその腹の底こそ見えない院長ですが、どうにも前回の副院長への対応を見ていると、少なくともりん達が看護婦として悩んでいる事、何が正しいかを考えていることを否定しているようには思えない。今のりんに仕事を任せるのも、今回黒川語ったような不祥事を認めないための保留という面もあるのは確か。しかし、それと同時に以前語ったりん達に看護婦として期待しているという言葉が嘘だったようにも思えない。

実際に二人の間に繋がりはあるのかもしれませんが、それが必ずしも悪い方向に向いているとは限らないのかな、と思いますね。このあたりについては、今後語られていくのでしょうが、果たして今後どのように話を拾ってくるのか気になる所となりました。

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又三郎

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