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アニメ FX戦士くるみちゃん 4話感想『含み損がないってサイコ〜♡』

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FX戦士くるみちゃん

2026年秋アニメ、『FX戦士くるみちゃん』の4話『含み損がないってサイコ〜♡』の感想記事です。アニメの内容のネタバレ等含まれますのでご注意ください。

4話 含み損がないってサイコ〜♡

共生ロスカットを見ない事で運よく前回の難事を乗り切ったくるみ。ひとまず利益を出すことができ、一安心と放ったものの、やはりその歪んだ成功が彼女のFXを続けるという気持ちに火をつけてしまったようでした。

あれだけ危ない目にあっても、喉元を過ぎてしまえば熱さを忘れてしまうのと同じように、次の取引に向けて気持ちを向けるくるみ。ただ、今回は前回父から借りていた300万円の件がばれてしまったことで、その考えを改めるに至りました。

しかし、本作を見ていると、どうしても父親側の気持ちに寄ってしまいます。今回のお父さんはくるみの頬を叩いてしかりつけていましたが、300万を無断で借りたことよりも、自分を頼ってくれと言う言葉を向ける。ここで彼女に怒りを向けたとしてもおかしくはない中で、本当にくるみの事を心配しているが故にでた叱る言葉。

くるみに語りかけた内容も、母親の仇を撃つという話自体がおかしい、さらに300万円借りて勝てたなんていうのは、勝てたわけではないじゃないか、という正論で本当に娘の事を心配しているが故のものなのがよくわかる。

くるみの母親も、FXで消してしまったお金を一人でどうにかしようして自殺してしまったわけで、父のどうして自分を頼ってくれないという言葉は、その時の母親をくるみ自身に重ねているようでした。きっとこの人なら、もっと早く打ち明けていれば、お母さんを見捨てるなんてことはしなかったのではないかと思うと、やはり信じれる相手に素直に打ち明けることの大切さを感じるお話でした。

FXを諦めるくるみ

さすがのくるみも、この父親が涙を流して伝えた言葉には反省の色を見せたようで、ようやくFXを諦めようとする。

今回の勝ちはただ運がよかっただけという自覚はちゃんと持っており、そうやって考えることができたのは、FXを勉強していた成果だったと言えるのかもしれません。

しかし、それでも一度簡単に大金を手に入れることができたという成功体験は、忘れることができないものだったようで、FXを全て捨て去る、ということはできていないのも事実。今回、芽子が語った本当に辞めるつもりなら口座を解約している、という話はまさに真実で彼女の中でまだFXの成功体験はそう簡単に忘れられないものであることもわかる。

ただ、今回のくるみはFXはギャンブルでしかないとまで言って、FXを辞めようと頑張ろうとする姿勢を見せていました。運が悪かったのは、側にいる友人が萌智子だったという事。

萌智子は、自らの成功のために、失敗していく周囲の人たちを観察している。そんな彼女からすれば、今回運よく勝ちを拾っただけのくるみがこのまま勝ち逃げするのは面白くないのでしょう。くるみに対する言葉は、FXの才能をほめ続け、再び取引を行うようへと誘導するものでしたが、決してそれは本心ではなく、単にFXから逃がさないように誘導するものでしかない。

今回、芽子の手伝いを押し付けたのも、芽子に教えるのが面倒だったというのもあるのでしょうが、くるみに芽子が取引させる場面を見せることで、FXとの接点を断たないようにするという目的もあったのではないかと思える。

くるみに芽子のお金でFXに疑似的に挑ませることで、成功すれば自分もやっていればと思わせ、失敗したとしても、自分ならこうはならないと、FXに気持ちを向ける狙いがあったように思えます。

萌智子がそこまで計算していたとは断定できないものの、彼女のこれまでの振る舞いを考えると、くるみがFXから離れないように仕向けているように見えてしまうのが恐ろしいところです。

萌智子がいなければ、父の言葉通りにあのままFXから離れて、少し怖い目に合ったで済んだかもしれないこのお話、どうにもここから再びずるずるとFXにはまり込んでいく姿が見えるのが何とも恐ろしいです。

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又三郎

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