こちらの記事は、新アニポケ95話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第98話「再会のセルクルタウン」
マードックとの再会
今回は久しぶりのマードック登場回。ライジングボルテッカーズ解散以降は、セルクルタウンのカエデさんのお店で働いていたとのこと。更には、前回予告でちらっと姿を見せていたように、イワンコもルガルガンへと進化…していたのですが、想定外のぽっちゃりぷにぷにの姿になってしまっている。何やらお菓子の試作を食べているうちに進化したとのことですが、進化前は普通のイワンコなのに進化したら一気にぽっちゃりしてしまったようで、ポケモンの不思議さを感じさせるお話でした。
セルクルタウンでリコ達はドットとも再会。さらにマードックはドットと直接会うのはかなり久々だったようで、以前以上の過保護っぷりを見せていて笑ってしまう。
そんなマードックですが、リコ達が再びライジングボルテッカーズを結成すると話を聞いたタイミングから声色が少し変わったのが今回なかなか印象に残るシーンでした。
以前再会したモリーさんですら子供たちだけでのライジングボルテッカーズを心配していたことを考えると、もはや船の中のお母さんのようなポジションだったマードックが心配してしまうというのは当然の事。これまで、保護者として彼らの旅を見守ってきていたマードックだからこそ、危ないことに足を突っ込んでいるんじゃないかと不安が先立ってしまうのもよくわかる。
そんなマードックの不安を晴らすのは、カエデの提案による、リコとカエデとのバトル。緩い雰囲気を見せながらも、結構いろいろなことに気を回していそうなカエデさん、バトルで成長したリコ達の姿をマードックに見せることで彼女らがこれからやろうとすることを認めさせようとする。
バトルに登場したのはリングマ。やはり、以前のテラスタル研修の時に戦ったヒメグマが進化した個体でした。対戦相手となるのは、珍しくテラパゴス。以前の旅の中では、ある意味一番守られる存在だったテラパゴスを今回のバトル相手に指名したというのも、何となく意味深な気がしますね。
今回のラストでは、ドットたちが旅立った後、カエデさんに自分が何を思ってライジングボルテッカーズを打ち明ける流れは、リコ達を信頼したと言えど、それでもやはり子供たちの前では見せられないものであるが故という感じがする。それに対するカエデさんの答えも、ここからまだマードックも再度立ち上がるんだろうなと感じさせるもので良い感じでした。
元からそこまでバトルに参加という感じではありませんでしたが、あのぷにぷにのルガルガンが次回登場時に動けるようになっているのかもちょっと気になるところです。とはいえ、ラストでもポケモン達にお腹をなでられていたり、あっちのマスコット的なポジションのままでも十分いけそうで少し笑ってしまう。
オリオとの再会
マードックに認められたリコ達は再び旅立とうとするも、世界各地を回る必要がある子の旅では、足がなければ困るという壁に当たる。
そんな中再びブレイブアサギ号を使えないかとマードックに相談するも、解散が決まった時点で既にオリオが解体してしまったとのこと。
次回は、マードックに続いてオリオの再登場回となる様子。フリードが行方不明になり、それにブレイブアサギ号が絡んでいたこともありおそらく、ライジングボルテッカーズの中では一番これまでの行動を公開していそうなオリオ。何やらブレイブアサギ号自体は予告にも登場していましたが、これまでのメンバーと異なり、単に船だけ借りるとはいかず動かすにはオリオの協力と同行も必要となりそう。果たしてどのように彼女にライジングボルテッカー再開を認めさせるのか気になるお話となりそうです。
そういえば、予告のオリオがいたのは、29話にて登場していたオリジナルのモンスターボールを開発していた工場だったようです。以前書いた感想記事を見てみると、この話で降りろが船に乗った理由も語られていたようで、ある意味再びオリオの再登場にふさわしいお話となりそうです。
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