2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 11話 3週目『春一番のきざし』
環と共に東京へ上京したりん、前回であった清水卯三郎の経営する瑞穂屋で仕事を任せてもらうことになる。
教会での直美が語っていたように、あまりにもりんに都合が良く、正直かなり胡散臭い人物に見えていた卯三郎ですが、働いてもらうことに対しては一切裏がなかったようで、倉庫の二階とはいえ二人が住む家までも工面してくれる。
ただ、瑞穂屋での仕事は、元々海外の本の輸入から始まっていたものが、その流れで外国からの輸入雑貨店的な形になっているようで、お客さんは外国人が主体。今回の話でも、英語だけではなくフランス語、ドイツ語で話すお客さんも来ていたようで、まずは言葉を覚えるところからスタート。そのうえ、店で扱っている多種多様な商品の知識まで必要と、これまで田舎で暮らしていたりんからすれば完全に別世界に放り込まれたかのような状態となっているようです。
店主である卯三郎も、ある程度は助けようという気持ちはあったかもしれませんが、ただ人助けをしたわけではなく、助けた分のリターンを求めており、安穏としていればあっという間に首になってしまうなんてこともありそう。ある意味、ここからがりんの正念場となりそうですが、彼女の物語は最終的にナースに繋がっていくわけで、果たしてどう話が転がっていくのか気になるところです。
そんな今週印象に残ったのは、家にやってきた亀吉に対して、毅然と対応するりんの母の態度。りんの行き先を知っていながらも、亀吉に伝えてなるものかとここぞとばかりの嘘をつき、亀吉の負い目である妻を置いて逃げた件をさりげなくつつくあたりに、なかなかの強かさを感じさせると共に、その後の怖かった、と本心を明らかにするギャップがなかなか良い感じでした。
りんから送られてきた手紙は、なぜか叔父の元ではなく、働き始めたという内容。当然困惑する二人、そして、そんな状況で娘と二人働くりん。果たしてここからどうなるのか、今週も気になるところです。


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