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田鎖ブラザーズ 7話 感想・考察 小池係長と五十嵐組の関係?

田鎖ブラザーズ7話感想 感想文
感想文
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2026年4月17日に放送開始した『田鎖ブラザーズ』の7話感想記事です。ネタバレも含まれますのでご注意ください。

7話 感想考察

カウンセラーの秦野による殺害教唆の可能性が浮かびながらも、真が秦野の言葉に揺れ動かされてしまった前回のお話。今回は、秦野を追い詰めここまで続いた3つの事件の真実が明らかになるお話となりました。

宇野は他殺か?自殺か?

今回の事件は、前回の事件の容疑者であった宇野の落下死が話の鍵となる。秦野を信じかけていた真は、それを自殺であると断定しようとするも、憶測を嫌う稔は他殺である可能性を示す。結果的に落下の過程のおかしさからそれが他殺であったことを明らかにするに至りました。

今回の事件、色々と状況が明らかになっても、結局のところ秦野が殺害を教唆したという証拠は残されていない。しかし、それを証明する最後の最後の鍵となったのは、宇野が逃走したが故に、最後の復讐を果たさせるために秦野が行ったイレギュラーな行動。監視カメラに記録された、カウンセラールームにいた秦野の音声を科捜研が拾い上げたことで、直接殺害を教唆している言葉を突き止めることに成功し事件は解決へと至りました。

しかし、今回の事件はこれまでの繋がってきたお話の登場人物との関わりがあったからこそ、その解決につながる展開となっており、3話かけた積み重ねがよく生かされた丁寧なお話で面白かったです。

真と稔 二人の復讐の行方を示唆?

今回のラストでは、秦野を殺そうとした子供を真が止めるシーンが描かれる。人を殺されたわけではないとはいえ、母親を殺人犯になるよう誘導された彼なりの復讐。巡り巡った復讐の連鎖が秦野を襲うことになったわけですが、それを真が止めたというのは、田鎖ブラザーズという物語の中でも大きな意味を持っているような気がする。

真が復讐を止める道を少しずつ描かれているようにも見えるのに対して、逆に稔側はこれまでの兄に守られてきたが故に、今度は自分がやるという覚悟がより固められているようにも見える。

真が秦野に対して過去に抱えてきた気持ちを明らかにして楽になったのに対して、稔は秦野が自らがその殺そうとしている気持ちに踏み込んでくるのを嫌っていた。それは、誰にも明かせないその復讐へ向けた心を持ち続けているが故ともとれる。今回、秦野の言葉に惑わされそうになった真を稔が止めたように、最後には復讐へと進む稔を、真が止める展開が来るのかなと思わせる話の流れでした。

そんな秦野ですが、真にまた会うことになると言葉をかけていたのも気になるところ。これは単に真がまだ復讐を求めると思っているが故というのが自然な考え。しかし、当時の事件を彼女が知っていたことから考えると、彼女もまた田鎖家の事件に絡んでいたという可能性があってもおかしくない気もします。

ただ、今回捜査のための接触だったが故に、話を途中で打ち切った稔側こそ、まだ彼女と会話することがあり、それが稔が復讐を進めるきっかけになってしまうなんてこともありそうです。彼女を嫌いと語った稔ですが、それは彼の本心をつかれていたが故、なんてこともありそうです。

小池係長と春子 どちらが怪しい?

そんな今回、小池係長と春子との接触が描かれることになる。小池係長からは、なぜ春子が田鎖家の事件の日のあの場にいたのかが問いかけられる。その答えはこれまで通りバイト帰りと語る春子でしたが、やはりここにも何か他の理由があるように思える。

また、春子からは小池係長に対してかつてともに捜査に当たっていた笹岡なる刑事の話が投げかけられる。笹岡は、その後内部情報の漏洩で警察を辞めることになったとのことでしたが、五十嵐組との関連があったことが示唆される。

今回のラスト、津田の残したメモを五十嵐組の処理場から回収しつなぎ合わせた文章から、辛島金属工場、五十嵐組、そして、小池係長の自宅来訪で語られなかったもう一つの何かが事件に絡んでいたことが明かされました。もしかするとそこに当てはまるのは警察だったなんてこともありそう。

そうなると、いよいよ、小池係長も田鎖家の事件に絡んでいた、なんて可能性も出てくるわけで、両親の捜査で成果がでなかった理由もそこにあるのではないかと思ってしまいますね。

そういえば、今回五十嵐組の薬のガサ入れが、空振りに終わり、結果的にガセネタをつかまされてしまったのもちょっと気になるポイント。前回の大学生から得た情報が間違っていただけ、とも取れますが、もしかすると未だに警察内部に五十嵐組とのつながりがあることを示唆しているなんてこともあるのかも。そうなると、いよいよ小池係長が怪しく思えてきますが、果たしてどうなのでしょうか。

もっちゃんと辛島ふみ ここにも殺害教唆?

さらに今回、前回もっちゃんが辛島ふみに伝えられていた言葉も明らかとなる。それは、兄弟が持っている証拠を盗んできてというもの。この一言により、改めて辛島金属工場には何やら後ろ暗い事があるのが明らかになる。

母を家政婦として雇ってもらうなど、非常に深い付き合いがある辛島家ともっちゃんですが、今回もっちゃんが選んだのは、兄弟は証拠を持っていなかったという嘘の答え。

これは兄弟を本気で思っているが故の行動といった感じで、皆が皆怪しくなってきた今回のお話の中では、非常に救いのある展開でした。

しかし、今回のラストの辛島ふみの表情、もっちゃんの背中を挟んで笑顔から無表情に変わっているシーンは、非常に不気味。ただならぬ人物であることは分かっていましたが、その底知れなさがにじみ出てくるような演出となっていました。

しかし、今のもっちゃんは兄弟を思って動いているとはいえ、当時からそうだったのか?と言われるとあくまでこれまでの二人との付き合いがあったが故という風に見える。だとすると、実は両親を殺したのはもっちゃんだった、という話も通ってしまいそうなのが怖いところ。

これまでの本編で起きた事件は、復讐や、火事など、かつての田鎖家での殺人事件が起きた日の出来事を重ねたようなものが多かったことを考えると、今回の事件で描かれた殺害教唆が田鎖家両親の事件にもあったなんてこともありそう。そうなると、いよいよもっちゃんが辛島夫婦に殺すよう誘導されたなんてこともありそうなのが少し怖いですね。

過去に絡んでいた兄弟の周りの人物、皆が皆怪しくなってきた本作。果たしてどのような結末へ向かっていくのか気になるところです。

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又三郎

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