2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの105話の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 105話 21週目『定めと選択』
りんとのすれ違いもあり、シマケンが一人浜松へと戻った前回のお話。二人の関係はどうなるのかと気になっていたところでしたが、何と今回はそこから2年もの月日が経過。
度々時系列の変化とともに役者さんが変わってきた環ちゃんですが、今回の2年経過でより大きく成長。小学校の中学ん店程度の娘さんといった感じになっていたのが印象的。以前からしっかりした子という印象が強かった環ちゃんですが、どこかゆったりしていた彼女が、はきはきした対応へと変わっていたりと、これまでで一番月日の変化を実感させてくる描写でした。
迫る日清戦争の気配
そんな今回、2年経過した後の恵風看護婦会がどうなったのか、についても描かれる。どうやら二名の看護婦が増えて仕事の方もよい感じに回っていることが伺えるものでした。
順調そうな恵風看護婦会にやってきたのは、看護婦総取締となった多江さん。軽いお話から始まった彼女の言葉は、これから始まる戦争のために広島へ行くというもの。
また、未だに恵風看護婦会との取引を担当していた虎太郎も戦地との薬のやり取りを行うために向かう事になる。このシーン、虎太郎が必死に上を目指す理由についてりんが問いかけるシーンがありましたが、少しの沈黙があったのが印象的。虎太郎、おそらく頑張っていたきっかけはりんだったのは間違いなく、言葉ない中でそのことをりんには伝えられないという見えない気持ちが感じられるようでした。
街の中でも戦争の話が広まり始め、新聞にも小さく書かれ始めると、まだまだ始まりを予感させるだけのものとなっていますが、間違いなく戦争に向かって話が進み始めているようです。
小川と直美
今週は今回が最後のお話という事で、来週の予告もちらりと流される。見えている範囲では、どうやら直美が子供を授かったらしいシーンがあったのが印象的。ただ、旦那である小川さんは軍人ということもあり、戦争との繋がりも避けられないようです。
今回の直美が受け持っていた患者さんが語ったのは、戦争では静かにしているのが生き残る道という言葉でした。戊辰戦争の生き残り、背中に受けた傷は、おそらく逃げる際に受けた傷。
生き残ることは、戦争で名誉を得ることとは正反対。小川さんはそこに大きなものを感じるタイプではないように見えますが、そうなるとむしろ戦地で裏方とはいえ頑張ろうとしている虎太郎が心配な気もする。
いよいよ物語の佳境を迎える中、戦争へと突入していくだろう本作。そこにりんは看護婦として、どのように絡んでいくのかも気になるところです。
そんな今回のラストは、誰が描かれたのかと思いましたが、どうやら捨松様が看護をしているシーンで終わりを迎える。看護婦の経験があるとはいえ、今の彼女がなぜ看護にあたっているのか、こちらも気になる要素となりそうです。


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