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『A&Mu』『S-108』マザーフレイム文字の意味は? ワンピース 1114話『イカロスの翼』感想・考察【2024年24号】

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ワンピース1114話イカロスの翼感想 エンタメ
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2024年5月13日に配信、週刊少年ジャンプ2024年24号11で掲載されたONEPIECE(ワンピース)最新話第1114話『イカロスの翼』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。

第1114話 イカロスの翼 感想

週刊少年ジャンプ2024年24号
ワンピース 1114話「イカロスの翼」が掲載された週刊少年ジャンプ

海に沈む理由

前回、合併号ということで一週間が空いたワンピース。お話はまさに続きで、ベガパンクにより伝えられた『世界の真実』、世界が海に沈むという話の反応から始まる。

当然そんな話信じられない、ただの妄言とする人も多い中、インペルダウン内部での会話は、先日の1mの海面上昇で問題が発生していた件が触れられる。更に5mも上昇したらそれだけで大概の島は全滅と語るドフラミンゴ、最後に行った高いとこ場所へ引っ越すかという話は、まさに天竜人たちが住むレッドラインを思い浮かべさせます。

そして、その自信は自然災害とは、言いきれぬ現象という話から、ルルシア王国に撃ったマザーフレイムこそが、世界の海面上昇を引き起こしている原因なのではないかと推測されます。

ルルシア王国にマザーフレイムが打たれた時期と、地震発生に関してはちょっと前の話過ぎて記憶がぼんやりしていました。改めて見直してみると、1089話『立てこもり事件』にて、マザーフレイムが打たれて6日後に地震が発生、その時期がまさにルフィたちがエッグヘッドに上陸した時期と一致ということで、今回の話にあった地震はマザーフレイム6日後の地震ということで間違いはなさそうです。

そして、この具体的な話が上がってくる中で、五老星たちに対して他への対処の一切を放置し、最優先で配信電伝虫を潰すよう指示が下る。マザーフレイム自体は手に入れたいが、放送は止めなければいけない、それ故にその近辺にある命をしらみつぶしに潰して行けという命令になったといった感じでしょうか。何やら怪物の姿もとらずに、地道に壊して回るしかない五老星、まさにベガパンクにいいようにやられてしまった形となっているようです。

しかし、マザーフレイム一発で1mの海面上昇、これからもイム様がこれを使っていくならば、単純計算では5発撃てば5mの海面上昇でほとんどの島は海に沈んでしまうという事になります。このあたりが、今後のエピソードにも絡んでくるのでしょうか。

そういえば、今回ちらっと触れられましたがW7が沈んでいる件は、この話とはまた別の問題の様子。とはいえ、島自体を浮かせるというアイディアは、今後の話のどこかで生きてくる可能性も残っていそうです。

100年の空白の歴史の一部

ベガパンクの話は続き、ベガパンク自身もある程度解読したポーネグリフ、そこに記されていた空白の100年の歴史の一部についても語られ、900年前にあるまじき行動な文明を持つ王国に生まれたというジョイボーイこそが最初の海賊であることが判明。エッグヘッドにあった謎の兵器、今回も動き出しているシーンが写りましたが、あれもまたジョイボーイに関連したものという可能性が高そうです。

この映像の中で、太陽に近づく過ぎてしまった罪により、ベガパンクは自分は死ぬだろうと予言している。太陽というのは、自分が作り出してしまったマザーフレイムと、100年前の空白の歴史に残る太陽の神ニカであるジョイボーイについて知ってしまったという二つの意味合いが込められているのかも。

今回のサブタイトルであるイカロスの翼は、ベガパンク自身がその太陽に近づきすぎてしまった故に死んだという点で、蝋で翼が溶け地に落ちたイカロスの翼になぞらえたサブタイトルのようです。

この100年の空白の歴史に対する反応の中で天竜人達の反応はちょっと気になるところがありました。ほとんどの天竜人たちは、空白の100年の話が流れる中で怒り狂う中、シャルリア宮については、「何アマス?それは…」と、それについて全く知らないような反応を見せています。天竜人の多くは、100年の空白について知っているようですが、まだ若い世代の天竜人には、知らされていないという事なのかも。

仮にそうだとするとこのあたりの天竜人の世代間の認識の違いも、ここから先の彼らの動きに絡んでくるのかもしれません。

A&Mu

そういえば、今回登場したマザーフレイムに描かれていたA&Muという文字が、ちょっと気になる。AとMuということで、『アトム』を意味しているのかもしれません。アトム、原子ということで、無限のエネルギーを生み出すマザーフレイムを、原子力発電的なものとして描いているのかもしれません。

さてそうなってくると、上に描かれた『S-108』についても、気になるところ。『S-』という表記でベガパンクに関連しているものというと、彼の開発したセラフィムが思い浮かびますが、そこに並ぶものなのか。マザーフレイムを太陽との関連を考えると『Sun』という可能性もありそう。

108という数字については、最初に思い浮かぶのは除夜の鐘の回数である、煩悩の数が思い浮かびますが、果たしてここにはどんな意味があるのか。ここから先で語られるのか気になるところです。

さて、色々と気になることが出てきて、ベガパンクの口から革新的なお話が出てきそうなところで、次回休載となる様子。続きは再来週とのなるようですが、楽しみに待ちたいところです。

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