2024年6月19日配信開始、週刊少年サンデー2024年30号で連載された龍と苺196話『VS.左近』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
VS.左近
今回冒頭、記者たちの会話の中では、何やら竜王戦の注目度が低いという話からスタート、この辺は何か意味がある樹もする。何やら竜王のみ前に特例ができたという話があった気がしましたが、このあたりが絡んでいるのかもしれません。
そして、今回の話の主なパートは、苺ちゃんが藍田苺の名を名乗ることを認めない、左近との戦い。とはいえ、相変わらずの苺ちゃんが圧勝といった感じで決着。中学生の姿をした苺ちゃんですが、この時代の棋士たちからすると憧れの人物である藍田苺を名乗るっていう事を認められない人もいる中で、着実にその実力を発揮。竜王戦決勝トーナメント一回戦は、苦戦も見せずに苺ちゃんの勝利となりました。
そして、今回その対局を見に稲垣六段、河下八段が新キャラクターとして登場。トーナメント表を見ていると、次の試合の対戦相手が稲垣六段、その次の相手が河下八段となっている様子。
トーナメント表を見ていると、相変わらずすごい名前がちらちらと並んでいて笑ってしまう。明鈴ちりん六段なんかは、何を思ってそう名付けたのかはよくわかりますが、よくそんな名前を付けたなとつい思ってしまいます。苺ちゃん今回もアマから上がってきたという事で、一人だけほぼ総当たり戦のような構図。
このトーナメント反対側には、寒河江来々名人の名前があり、ほぼ最後に当たるのはこの人で確定か。ただちょっと気になるのは、奥村龍頭なる人物。本作では割と重要そうな龍という名前を持っているのは何か意味があるのかどうか。トーナメント反対側なのでどの程度描かれるかも不明ですが、ちょっと気になる名前でした。
コメント