ゾイド -ZOIDS- 第12話「黒のオーガノイド」感想

ゾイド -ZOIDS-

タカラトミーによるYoutubeチャンネルタカラトミー公式ホビーチャンネルにて、テレビアニメ『ZOIDS』の無料配信が開始。第12話「黒のオーガノイド」の感想文です。毎週月曜に最新話に更新となるため未試聴の方はお急ぎを。

またしても登場マルクス少佐。今回もまたプロイツェンのサポートで、砦攻め。あのセイバータイガーに乗る？とのことでレイヴンのことが示唆されているようです。

シュバルツを抜いて中佐を目指して頑張るようですがどうなるのか。

ガイサックの群れ、以前バン達も手を焼いた反乱軍(共和国軍)のスイーパー部隊が全滅。そこには黒いオーガノイドと少年の姿が。

バン達一行は、砂漠越えの最中、グスタフ内部でも熱いそうですが、空調とかはないのかな。外は40℃だそうで、とても暑い。

そして見つけたのが、冒頭レイヴンに壊されたガイサック、スリーパー部隊の痕跡。

目的の村では、共和国軍兵士が塹壕を掘っている。何やら冷たい目線がジークに向けられており、黒のオーガノイドと勘違いされる流れかなと思ったら案の定でした。

共和国兵士に囲まれた三人、何とかバンとフィーネは逃げ切ることに成功しましたが、アーバインとムンベイは捕まってしまう。共和国軍にはたびたび捕まるこのメンバーですが、今回二人は、バンなら助けに来て切れると信頼して任せている。このあたり、関係の変化を感じますね。

しかし、グスタフ内部にあったハーマンの紹介状のおかげであっさり疑いは晴れてしまう。知らないのかハーマンは？とのことでしたが、階級が上がったのでしょうか。

しかし、結果論ですがこれならみんなまとめて捕まっていた方が楽だったかも。

かくして逃げ出したバンでしたが、麦畑に身を隠す。そんなバンとフィーネを見ているのは牧草の上で昼寝をしているレイヴン。

追いかけてきた共和国兵をあっという間に倒してしまい強い。しかし、あとから話を聞く限り倒したのはシャドーだったのかな。増援を前に、逃げるバンとレイブン。とはいえ、レイブンは放っておいても大丈夫そうでしたが。麦畑の中からのぞくシャドーの影がちらっと映る。

バンとレイブンは、対照的なキャラクターといった感じです。ゾイドを相棒というバンに対して、レイブンは、なぜかゾイドのことを憎んでいる。キャラクターの雰囲気や、ゾイドに対するスタンス、性格など真逆といった感じでいかにもライバルキャラクターという感じがあってよいです。

しかし、ライバルとはいえ現時点では圧倒的にレイブンの方が強い。ジークと合体したシールドライガーをオーガノイドの合体抜きのセイバータイガーで悠々と対処する。

アーバインの射撃を打ち落とすという離れ業もやってのける。どことなくセイバータイガーの動きもしなやかに見えるのは意図的にやっているのか気になるところ。

オーガノイド込みで、オーガノイド抜きのゾイドに負ける。「オーガノイドがないと何もできないのか？」と言ってのけるレイブンの技量の高さがわかる戦いでした。

ついにライバル、レイブンの登場という事で盛り上がる話でした。オーガノイドありきで戦っているバンに対して、レイブンのゾイドを操縦する技量の高さがわかります。次回改めてリベンジとなりそうですが、果たしてどうなるのか気になるところです。

さりげなく、崖のぼりで疲れたとなっているフィーネがかわいい話でもありました。

今回冒頭で触れられていたクロノス砦に、帝国が本格的に進撃となるようです。予告では関係ないとバンは言っていますが、また流れで助けることになるのか。バンとジークによる、レイブンへのリベンジマッチもありそう。