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ゾイド -ZOIDS- GF編 第51話「遺跡の少年」感想

アニメ
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ゾイド -ZOIDS-

タカラトミーによるYoutubeチャンネルタカラトミー公式ホビーチャンネルにて、テレビアニメ『ZOIDS』の無料配信が開始。第51話「遺跡の少年」の感想文です。毎週月曜に最新話に更新となるため未試聴の方はお急ぎを。

ゾイド -ZOIDS- 第51話「遺跡の少年」

戦いに敗れたバン

ジェノブレイカーとの戦いに敗れ、ぼろぼろになったバン、谷底に落ちた後、サラにコックピットからも投げされ、川に流される。ジークがギリギリ助けようとするも、ジークも傷つき限界どうしようもない状況に。

そんなバンを探すアーバイン達でしたが、何も見つからず。最終的に、フィーネの勘により谷底におちたブレードライガーと、ジークを発見するも、ジークはバンが川に落ちた事だけを伝えそれ以上は分からないまま。

最悪の場合を語るよりも、最善を尽くすという言葉、一度はトーマが言われた言葉でしたが、バンが見つからず打ちひしがれる皆を、トーマが頑張らせるために言うという流れはよかったです。

フィーネがバンの位置を察した際には、アーバインに愛だよと言われショックを受けていたトーマ。どうしてもフィーネ、バンの絆が強いゆえに、フィーネに絡むとつらい目にあいがちなトーマは、相変わらず少しかわいそうでもありました。

ニコル

腹から血を流しながらも、どうにか岸辺にたどり着くバン。町へと何とかたどり着くも、人々は皆逃げてしまう。なぜなのか、わからない状況の中でバンを助けたのがニコルという少年。

以前、リーゼが呼んでいた名前と同じという事で、何かあるんだろうな、と思いながら見ていましたが、かつて、このニコル、この村で見つかった古代ゾイド人の少女であったリーゼを共和国軍に渡す際に犠牲になってしまった少年ということでした。そして、その時の出来事がリーゼのトラウマとなっている様子。ある意味、バンとフィーネとの関係とよく似ているリーゼとニコルの関係。これまで妙にリーゼがフィーネとバンに固執していたのも、自分たちと違いうまくいった二人を許せないという理由なのかもしれません。

そういえば、以前ニコルの話が出たのは、古代ゾイド人の遺跡での出来事だったということもあり、てっきりリーゼとニコルの話は古代ゾイド人が生きていたころの時代のことなのかと思っていました。しかし、ニコルが犠牲になったのは、10年前とのことで思ったより最近の話、なまじリーゼが幼いころの出来事であったゆえに、余計に彼女の心に強く影響を与えてしまったのかも。

そして、今回バンは、そんなニコルの幽霊ともで言うべきものと遭遇。ニコルが共にいたヘルキャットを一緒に操縦したりと、交友を深める。そんな、彼が最後のリーゼの一撃を止めたというのは、これ以上リーゼにひどいことをさせたくないという思いが働いていたのかもしれません。

結局、ニコルに止められ、バンとフィーネをしとめることができなかったリーゼでしたが、何やらレイブンが意味ありげに見つめている。大事な物を失ったという点では、ある意味リーゼと近いところもあるレイブン、彼なりに何か思うところがあったのかもしれません。

今回の話は、現在と過去の町の状況を重ねるようなエピソードとなっており面白かったです。

過去この村で起きたリーゼに絡み共和国に屈した話と、現在の帝国のシーパーズによる圧政を受け屈する部分が重なっていた故に、どことなく似たような空気となった遺跡の村。しかし、今回はバンが自分たちを守るために戦う気持ちと、過去の後悔をうけて、バンを守るためにて立ち上がるという話の流れはよかったです。とはいえ、それでリーゼが救われるわけでもなく、果たして、ここからリーゼがどう動くのかは気になるところ。彼女が救われるときは来るのでしょうか。

次回52話「バンの力」

ブレードライガー、装甲の完成率100%に復帰。だが、ライガーが完璧なコンディションに思えない。ジーク、まさかお前。今回の傷の影響でしょうか、サブタイトルから考えると、バンの力がジークを超えてしまっているなんてこともあるのか。

今度はめちゃくちゃ、走り回るぜ、とここまでちょっと暗い感じの予告が続きましたが、久しぶりに明るい感じの予告ラスト。果たして、バンの力とは何を意味するのか、気になるところです。

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