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シエルを継ぐノワール SYNDUALITY Noir 21話感想・考察『Your song』【シンデュアリティノワール】

SYNDUALITY-noirシンデュアリティノワール21話Your-song アニメ
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2024年1月9日より、監督『山本裕介』、ストーリー原案『鴨志田一』、シリーズ構成『あおしまたかし』による製作の『Synduality Noir(シンデュアリティ・ノワール)』の後半クールがスタート。第20話『There Narratives』の感想文です。

最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。

第21話『Your song』感想

シエルの死を知ったノワール

今回の話は、シエルの体を貰ったノワールが自分の心と決着をつけるためのお話といった感じでした。

朝、カナタにちょっと出かけてくると言って外にいったノワール、シエルの体が自分の体になったという状況は、頭では理解で来ていても実感できてはいなさそうな感じがありました。しかし、カメラの充電を自らの手で行ったり、ロックタウンのシェルターの上を歩いたりと、かつてシエルがやっていた行動をなぞるような行動を見せ、このあたりは、体となったシエルの残滓とでもいうのか、まさにボディが覚えているという事だったのかも。

そして、ある意味そんなシエルがやっていた行動を追いかける中で、ノワールはシエルの体が自分の体となったことを少しずつ実感していたということなのかもしれません。

ミステルとマリア

ノワールと体が分かれたミステルは、カルタゴにあるロケット施設に、マリアと共に向かう。

イストワールの実在が確かではない頃から宇宙を目指していたマリア。その理由を問いかけるミステルでしたが、マリアの答えは高いところから見てみたい、ただ見たことのない景色を見てみたいというシンプル回答。

そんなマリアを雲と何とかはという諺でからかうミステルでしたが、そのマリアの言葉にパスカルの様子を重ねているようでした。

トキオとカナタ

イストワールに向かうため、デイジーオーガの改修に当たるカナタでしたが、そこにふらっとトキオが帰ってくる。

戻ってきたトキオは、かつての約束、トキオ自身の過去について話す。しかし、流石に正体バレバレだった白仮面の件は、全く理解されない様子のカナタの「はぁ…?」でちょっと笑ってしまう。

割と好き勝手やってきたトキオでしたが、カナタの全力パンチを受けて和解。トキオがいなくなってから、ミステルに鍛えられていたカナタパンチは伊達ではなかった様子で、しっかり吹っ飛んで痛そうでした。しかし、それでもどこか嬉しそうなトキオ。ちらっと漏れた、マハト達とも、こういう風にやりあえればなという思いは、ここまであまり本心をさらさず軽く受け流してきた彼の心の底から出た言葉といった感じでよかったです。

歌うノワール

町を彷徨うノワールが見たのは、シエルのライブコンサートが中止になるという光景。そして、一人のシエルのファンの少女が、その中止を悲しんでいる姿。

彼女の歌声につられるように、ノワールはシエルの歌を歌う。そんなノワールを見た少女は、その歌声をもっと聞きたいと言い、ノワールによるライブの開催となる。

カナタやトキオ達の協力もあり、まさかの翌日決行とすさまじい速度で開催されるライブでちょっと笑ってしまいましたが、それでもノワールはしっかりと歌を歌う。

最初こそ人の少なかったそのライブは、カナタ達のビラ撒きと、何よりノワール自身の歌声の魅力により大勢のお客さんを迎え入れる。

最終的に、シエルではなく、ノワール自身の歌を認められる。ノワールが自分自身を見つける話、シエルの最後を継ぐ話というのはよかったのですが、ここまで歌という方向ではノワールに積み重ねはなかったので、ちょっと唐突感があったというか、シエルの代わりを務め、そこにシエルではない、新しい自分を見出すというのは少し違和感もあったかなという気はする。

ある意味、シエル自身のラストコンサートでもあったこの回ですが、ファンもみな、新しい歌姫であるノワールを迎え入れてしまうというのも少し寂しかったかなという気がします。

ともあれ、いよいよ各々やるべきことを見つけ動き出した面々。イデアールの妨害を払いのけ、イストワールを目指す覚悟を決めたカナタ。マハトやヴァイスハイトとの決着をつけることを決めたトキオ。それぞれラストに向けてお話が動き出した感じがあります。

SYNDUALITY Echo of Ada クローズドβテスト開催

アニメにも登場した『アルバ』と『エイダ』、アメイジア崩壊の際に彼らに起きたことが明かされる、SYNDUALITY のゲーム版、『SYNDUALITY Echo of Ada』のcβテストが2024年3月に開催されることが告知されました。

小説:はじまりの青 シンデュアリティ:ルーツ

先週、Syndualityプロジェクトの一環として、小説『はじまりの青 シンデュアリティ:ルーツ』の情報が公開されました。何やらブルーシストの原因についての話となりそうなので、18話にてちらっと触れられたイストワールによる環境破壊に関する話に触れられるのかもしれません。

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