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ロッカロック 感想 週刊少年サンデー新連載【2024年19号】

ロッカロック新連載1話感想 エンタメ
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2024年4月3日配信開始、週刊少年サンデー2024年19号より新連載となったロッカロック1話『卒業式』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。

週刊少年サンデー2024年19号
ロッカロック1話『卒業式』が連載された週刊少年サンデー。

ロッカロック

個人的に以前告知された2024年春の新連載5連発の中で並んでいた作品の中は一番フックがなくどんなものかなといった感じに思っていた作品だったのですが、読んでみるとなかなか面白い話でした。

絵柄も特徴自体は少し薄目な気もしますが、全体的に読みやすく、すらすら頭に入ってくる感じで読みやすかったです。

1話自体は、自分のやりたいことを貫き通す中で、最後の最後主人公である幸丸が自部の我を通してライブを強行。しかし、それも卒業式それぞれの行く先に思いをはせ、憂鬱となった人たちを変えるためという根っこの気持ちがすがすがしくてよかったです。

そして、そんなまっすぐな行動が、ちょっとだけみんなの気持ちを変えるというお話が、シンプルに面白く、読み切り漫画のように1話できっちりと完結した話となっていてよかったです。

中学の卒業式はこれで終わり、ラストでの入学、新たなお話のスタートを予感させる終わりとなり、4月スタートにぴったりの漫画という感じがしました。

ちょっと気になったのは、卒業式でのゲリラライブ最中、幸丸がちらっと見かけた黒猫。何やら人の言葉ではない何かを口にしているようにも見えましたが、シンプルな音楽ものではなく、何やらオカルト的な要素も混じってくるのでしょうか。タイトルの『ロッカロック』のロッカの部分は、今のところどんな意味が込められているのかわかりませんが、このあたりにも何か絡んでくるのかも。

そういえば、志望校におちた金子さんについては、あまり出番こそないものの1話の中でかなりピックアップされていた気もしましたが、同じ学校に通うことになったりするのでしょうか。

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