2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの15話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 15話 3週目『春一番のきざし』
りんの母の来訪はなんだかんだ卯三郎さんにも受け入れられ、直美側も小日向さんに見初められ、といった感じで不安な要素を残しながらも話が進んだ前回のお話(14話感想はこちら)。
今回は、前回起きた出来事がさらに進展した感じで、りん、直美ともに東京でうまくやっていけそうな展開となっていました。ただ、どちらもその最中に不穏な兆しを見せる描写もちらちら挟まれており、このままうまく事が運ぶわけではないことを匂わせているように感じられました。
まずりん側のお話では、母親の琴教室の開始や、いつのまにやら近所の人達と仲良くなっている母の力もあり、最初突然物置に住み始めたりんを警戒していた周囲の住人達との交流が描かれる。りんの母、前回の卯三郎さんとのお話の際に、物置に置いてあるものの使用や、片付ければそのスペースを使ってもよいという話を取り付けていたりと、単に物を送られいいように扱われていただけではないことがわかる。彼があれだけ物を送っていたのも、それなりのリターンの可能性を感じていたからという事なのかもしれません。
ただ、その晩のシーンでは、りんたちの住居を確かめるような怪しい影もあり。どうにも亀吉がりんたちの住居を突き止めてしまう展開へと繋がっていきそうです。
また、直美サイドのお話は小日向さんとの交際が正式にスタートと絶好調な直美。鹿鳴館でついていた親に関する嘘は、大山様にばれてしまいましたが、自分と同じように成り上がろうとする直美を応援しようという気持ちが彼女の中にあるようです。
ただ、今回の小日向さんが、スリの子供を逃がした際に、正直な気持ちを打ち明けたことが二人の関係が進展したというのが、不穏な点。以前、小日向さんには嘘をつき続けている直美、いつまでもその嘘を貫き通せるとは思えず、素直に打ち換えた小日向さんに対して、嘘をついて付き合っている直美、という関係は薄氷の上なるように思えて仕方ない。
次回予告では、いよいよトレンドナースに向けて二人が動き出すようですが、それはつまり、今の東京での暮らしが破綻した、という事を示しているようにも思える。
今回見せたそれぞれの不穏な要素が、二人の今の生活を壊すことに繋がっていくのかもしれません。


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