ゴーストコンサート : missing Songs
2026年春アニメ、ゴーストコンサート : missing Songs の4話『咫尺天涯』の感想記事です。感想にはネタバレ等含まれますのでご注意ください。
咫尺天涯
学校も始まる時期へと話が進み、既に死人扱いである芹亜は拠点に残ることになる。そこには同じく学校にいけない溜衣がいて、という流れで始まった今回。てっきり、溜衣との交流がメインとなるお話なのかと思って見始めましたが、そちらに関しては序盤の会話の中で溜衣に絡む設定、そして芹亜の歌う歌に対する彼女の想いが描かれるのみとなっていました。
溜衣に関しては、どこかのヨーロッパ、悪魔に生贄を捧げる風習がある田舎風の町にて、生贄に選ばれた貴族の娘の代わりとして整形され捧げられた少女ということが明らかになる。それを救ったのが雪庭さんとのことで、それ以来父のように接しているようです。
ただ、前回もそうだったのですが、わざわざ序盤で仲間に触れる割に、グレートゴースト絡みのエピソードの方では、そのキャラクターが活躍するという事がないのがもったいない。何となく、二つのエピソードを1話にまとめただけ、といった印象のお話になってしまい、わざわざ同じ回に入れるのであれば、きちんとそのキャラを生かして活躍させてあげてほしいなと少し思ってしまいます。
そんな今回のお話、前回の朱莉のおばあちゃんを笑わせるという約束を芹亜が守ろうと奮闘している様がちらりと描かれていたり、過去のエピソードでの出来事を忘れず拾っているのは良い感じ。ただ、1つのエピソードの中でもう少し話のまとまりが欲しいなとは思ってしまいます。
そして、後半ではグレートゴーストとの対決が描かれる。今回登場した、春日局と徳川家光の嫁探しエピソードの方は、最後まで見てみると予想外の展開でちょっと笑ってしまうもので良い感じでした。
これまでの陣取りはその地にいるグレートゴーストを戦って倒すことが重要だったようですが、今回はそもそも戦うことが禁止され、春日局との契約を果たすことでその地を手に入れられるというかなり特殊なルールに支配されたもの。
男性を愛する徳川家光と跡継ぎを作らねばならない春日局。今回の目的は、徳川家光が女性に興味を持てるようにするという物。芹亜が見初められるための頑張る中、見初められる自信があったクレオが失敗してへこんでいたり、沖田は徹底していやがり、逆にカエサルは妙に乗り気だったりと、こういう軽いノリでグレートゴーストたちがわちゃわちゃしているのは、見ていて結構楽しかったです。
オチに関しても、まさかの序盤の雪庭さんがからかわれていた件が予想外に拾われてしまうも、何やら妙な説得力と絵面のパワーが良い感じ。春日局の陣地を受け取る話は、一応契約自体は果たされており、それ以上を春日局が無理強いしようとしただけなので、おそらく手に入れることには成功したと考えてよさそうです。
しかし、今回歌が一切ないエピソードとなっていまいましたが、個人的にはここまでの話では一番楽しく見れるものでした。今回、歌がないから楽しかった、というわけではないのでしょうが、やはり歌で心を通わせるという点は、どうにも私はうまく馴染めていないように感じてしまいます。
今回の話自体は結構好みでしたが、それでも全体的に色々盛り込みすぎてまとまりに欠けるという印象が毎度残ってしまいますね。


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