2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの43話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 43話 9週目『看病婦とアメ』
和泉様の手術を無事終え、次はいよいよ看病府たちとの関係が問題になりはじめた前回のお話。
今回は、前回悪化した看病婦たちとの対立が描かれ始める。診療中の赤ちゃんの面倒を見るのをやめてくれと言われたり、窓の開け閉めでバタバタと問題になってしまったりと、看病婦から敵視されてしまったようです。
ただ、この話については看病婦側の、安い給金で忙しく働く以上、余計な仕事を増やしてほしくないというのもわからない話ではない。フユさんに手術助手の仕事を教えてほしいという話だって、フユさん側の事情があることを考えれば、無料で教えて貰えるというのも難しい。
今回、そんなフユさんに対してお金を払う余裕がないりんが行ったのは、彼女の夫である康介さんの看病を行うというもの。仕事と家事で忙しく、時間が取れないフユさんに代わって、時折面倒を見てあげるということで、直美とりんはフユさんの家へと向かう。
最初は跳ねのけてきた康介さんですが、それでも髪を洗ってもらったり、布団を綺麗にしてもらったりと、なかなか手の届かない所に手を回してもらえること自体はありがたい様子。
そして、フユさんもお礼こそ言わないものの、決してそれを辞めろとは言わない。本気で嫌がっているのであれば、ぴしりと辞めろと言うだろう彼女が、それを認めているという事は、立場上素直に表には出せないもののありがたくは思っているが故という事のように見えます。
直美とりんができる形でフユさんに対価を払い、技術を教えて貰うという流れになった本作ですが、やはり今回の話の根っこには、看病婦に対する偏見や、その報酬の少なさがあるように思える。
今週のサブタイトルにある『アメ』は、まさにそういう看病婦たちの立場を変えていく事を意味しているのかもしれません。


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