2026年5月27日よりPrimeVideoにて配信が開始した、オリジナルドラマ『スパイダー・ノワール』の2話『内偵』の感想記事になります。ネタバレも含まれますのでご注ください。
スパイダー・ノワール
スパイダーとしての活動を辞めたライリーを主人公とした本作。シルバーメインに敵対する能力者の存在に対し、ライリーも探偵としての活動が交わり始めた前回のお話。
今回は、シルバーメインの手が迫る中、ライリーが再びスパイダーとして動き始めるも、何やら組織内の怪しい動きもちらりと見え始める。かつての宿敵と再び相対するライリーですが、いまいち運に恵まれていない様子。
ムーズ・アルゴンヌ
そんな今回のお話で記憶に残ったのは、ムーズ・アルゴンヌという単語。こちらは、1918年に行われた第一次世界大戦の一幕、フランス北東部でのドイツ軍とアメリカ外征部隊との戦いとのこと。
本作は、1930年代のニューヨークを舞台にした作品という事で、主人公であるライリーもまたこの戦いに参加していたことが語られました。そんな、ムーズ・アルゴンヌでの戦いですが、前回砂の能力が目覚めたフリント、炎の能力でシルバーメインの屋敷に火を放ったアディソン、さらに今回登場したアディソンの友人もまた戦いに参加していたことが明らかとなる。
ライリーを含め、多くの能力者の共通の過去という点を考えると、この戦いに参加した人物が能力者としての力を持つに至っていると考えられそうです。厳しい戦場、治療に合わせて何らかの実験が行われた、なんてこともありそうですが、果たしてこのあたりがここからのお話に絡んでくるのか、ただ能力が目覚めるきっかけというだけで終わるのか。
今回のフリントの話では、かつても能力が発現したことがあったが、その時は元の姿に戻ることができていたとのこと。しかし、能力は命を削られているという医者の話もあり、その能力は同時に体にかなりの負荷をかけていることもわかる。
その点を考えると、ライリーのスパイダーとしての力は、命を削るという触れられていないのが気になる所。ライリーの能力の出自は違ったりするのか、はたまた、うまく能力に適応しているが故ということなのか。このあたりも少し気になる所となりそうです。
シルバーメイン内の裏切者?
そんな今回、敵組織であるシルバーメインの中に裏切者がいることが示唆されるラストとなりました。ライリーや、秘書のジャネットがシルバーメインに狙われる中、警告のために久々にスパイダーとして動いたライリーでしたが、警察の検問が控える場に向かう途中であったフィン・バーンを足止めしてしまうことになってしまう。
結果的にフィン・バーンを助けるという皮肉な結果に終わったライリーの久しぶりのスパイダーとしての活躍。しかし、それと同時にシルバーメイン内部に情報を警察に流した裏切者がいることを示唆する展開となりました。
話の流れから考えると、今回警察に情報を流した人物が、前回のアディソンによるシルバーメインの家の火災を依頼した黒幕であるとも推測でき、そうなると黒幕は能力者の事も知っていると考えられそうです。
今回のカナダ人との取引を知っており、警察にタレコミできる立場となると、先だって現場を見に行って安全を確かめていたウィンストンあたりが怪しく思える流れではありますが、まだまだ確定とは言い難い状況。他の人物で考えるなら、キャット・ハーディも、直前の二人の会話の場面にいたあたり、情報を流す余裕はあってもおかしくはない。以前の市長との密会も何か関係している可能性もありそうです。
果たして組織の裏切者は誰なのか、何を目的としてフィン・バーンを狙ったのか。次回何が描かれるのか気になるラストとなりました。




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