2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの51話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 51話 11週目『凪(なぎ)にそよぐ』
新聞で広まる夕凪の話
内科での研修が始まったかと思いきや、いきなり女郎の心中騒動が発生し、夕凪の看護が始まった先週のお話。
今回は、夕凪を救うべくりんが行動を開始するも、そう都合よくは話が進まない。卯三郎さんの言葉を頼りに新聞社へと向かったりん、廃娼運動の相談をするも得られた答えは、夕凪自らが立ち上がる必要があるというもの。
弱り切った彼女を人柱にして、社会を変えようという新聞社の言葉は、夕凪を直接救おうとするりんとは相いれないもの。それゆえに結局なんの成果を得ることもなく帰ることになってしまう。
更に悪いことに、翌日の新聞には名前こそ変えられているものの、夕凪の今回の心中騒動を思い起こさせるような文章が掲載されてしまう。新聞に掲載された話は、世間へと広まり、当然病院内部でも皆知る所となる。そうなれば、病院内部に話を広げた人物がいるのではないかという疑念を生み、その疑いはりん達へと向けられる。
また、ただの悲劇のお話として取り上げられた夕凪本人も、自らの不幸な境遇が世間に広められたことで、直美に魚住セツと本名を伝え少し心を開きつつあった直美たちにも再び心を閉ざす流れへと繋がってしまう。
今回のこの新聞で広まった夕凪の話、おそらくは錦栄楼にも伝わってしまうでしょうし、ここから更なる問題の種となっていきそうです。
シマケンの行動は何に繋がるのか?
りんは新聞社には口止めをしていた中で、それを書いたのは、シマケン。彼からすれば、社会を変えるために必要と思っての行動という面もあるのかもしれませんが、そこには自らの小説家になりたいという思いも含まれていたはず。
個人的な行動の結果、夕凪に不利な状況を徹底して作ってしまっているようにも見えますが、果たしてこれが失敗だったの一言で終わってしまうのか。
とはいえ、今の夕凪の状況を変えるには、ただ逃がすだけではダメ、より大きな動きが必要であるとするなら、これもまた救うためには必要な一時的な苦しみとなる可能性もないとは言えず、ここからのお話でこのシマケンの行動がどのような結果に繋がっていくのか、気になるところです。


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