2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの111話の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 111話 23週目『歩々清風』
直美と遠藤
小川の死に向き合う直美が描かれた前回のお話。子供である明が産まれた直美は、既にいない小川を想いながらも、今の状況を受け入れ前を向くというのが今回の話の軸にありました。
今回のお話では、直美と彼女が看護をしている遠藤との間の関係が改めて拾われることになる。戊辰戦争での生き残りである遠藤もまた、かつての戦いでの苦しみから酒に逃げており、直美もまた看護の仕事に打ち込むことでどうにか小川を失った苦しみを忘れようとしている。
思い掛けないところから生まれた共通点から、二人はともにその苦しみを受け入れるため共に頑張るという気持ちを持つことになったようです。辛い現実はどうしよもないですが、そこに前向きに向き合っていこうとする姿勢はなかなか良い感じでした。
そんな中、戦争でより看護婦という存在が強く認識された今こそ、看護を世間に広めるチャンスも生まれる。つらい状況の中でも踏み出さなければいけない直美ですが、それでもりんと共に前に向かって進み始めるお話となっていました。
帰って来た虎太郎
そして、今回その裏で虎太郎が無事に帰って来たことが語られる。ただ、無事といってもそれはあくまで体だけの話で、その心は傷ついた病人が次々運ばれていく戦地を経験したことでかなり疲弊している様子が伺えました。
あれだけ意気揚々と戦地に向かった虎太郎すが、実際に見た戦場は仕事を行う場というだけではすまなかったというのを感じさせる展開。
兵隊と比べれば後ろの方を任されていたとのことですが、今回の突然の大きな音に反応する様子を見ていると、決して平和な場所にいられたというわけでもないのも事実。
生きて帰ることはできても、心に傷を負って戻ってくることになった虎太郎。果たしてここからの彼がどう動くのかも少し気になる所となりそうです。


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