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風、薫る 115・116・117話 感想 亀吉としまけんの再登場 23・24週目『歩々清風・環』【NHK2026年前期朝ドラ】

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2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの115・116・117話の感想記事です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

風、薫る 115・116・117話 23・24週目『歩々清風・環』

少し体調が悪く感想記事が滞っていましたので、今回は3話分まとめての記事となります。

看護婦が世間に認知され始める中、もぐりの看護婦会が増える中、114話のラストではセツさんが駆け込んできて何やら騒動が起きてしまったことが語られる。

115話では熱中症の患者さんが倒れてしまったことが語られ、もぐりの看護婦が対処することの危険性が明らかとなる。水を与えるという最低限の対応ができていたから助かりはしたものの、知識がないまま対応することで命のやり取りと向き合わなければいけない怖さを知ったセツさんは、看護婦としての仕事を辞めようとすることになる。

ただ、そのまま違う仕事に就くことを止めたのは直美。自分たちが助けたセツさんを放っておけないという想いもあるのでしょうが、これまでも語られていた通り、看護婦の資質として大切なのは、自分が命のやり取りをしている事をちゃんと認識し、ちゃんと怖さをもって対応すること。字すら読めず、看護婦になるハードルの高さはそこにあったとしても、それでも事務仕事から看護婦に新たに向き合う仲間として迎え入れることになりました。

直美が寛太に語った通り、セツさんを助けることはそれだけで今の仕事に手がつかない女性を助けられるわけではなく、ある意味では直美とりんの自己満足にすぎない。ただ、それを認識したうえでセツさんを助け、その小さな一歩を次につなげていこうとする姿勢こそ、現状を変える方法でもある。

直美たちが向き合おうとうする、問題は簡単に解決できない大きなものとなっていますが、ここからどうやって向き合っていくのか気になるところです。

環としまけん

さらに続く115話では、環としまけんへと話に焦点があてられることになる。これまでのお話では、まだその幼さもあってあくまでりんの子供という面が強く、あまり主張をしてこなかった環ですが、女学校で過ごす中自分がこれからどうなっていくのかを考え始めたようです。

それと同時にしまけんも戻ってきましたが、りんに対しては家の事情を話さず一言の言葉もなく去っていった彼ですが、そこに何か事情があることは察している。ただ、かつての小説家になるという夢を完全に捨て去り、郵便局の配達員として働くことにはどこか寂しさを感じているようにも見えたのがなかなか印象的でした。むしろ、ある程度納得しているりんよりも、かつては父のように接していた環の方が、突然いなくなってしまったことを寂しんでいたのが感じられましたね。

そんなしまけんですが、地に足付けた生き方を選び、前とは変わってしまったようにも見えましたが、環が絵を好きという話をする際には昔のような早口が出ており、しまけんらしさは確かにそこに残っているようです。

そして、環との会話の中では彼女の絵のすばらしさを語りつつ、絵を描くこととどのように向き合っていくのか、という点での一つの指針ともなるように思えました。自分が小説家という夢を追う事を辞め、クリエイティブな事で生計を立てていく事の難しさを知っているが故か、球に対して絵描きの道を勧めはしませんでしたが、そういう道も選べるのではないかという可能性を示していました。

環自身も、絵を描くことの楽しさ、そして、それを仕事にすることへの期待感のようなものを言葉の端々から感じさせている。とはいえ、実際に稼げるのか、実現できるのかと、現実との折り合いを考えると簡単に絵を描いて生きていくとは言えないのも事実。

それと同時に、自分の将来をどうしていくのかという問題を意識したことで、母親のような看護婦を目指すのはどうかと考え始めた様子。直美たちの協力の元、りんの仕事についてく場面もありましたが、やはり、どこかしっくりきていなさそうに見えました。

先週の予告では、環がりんからどうやって稼いでいくのか?と問いかけられていたシーンがあった事から考えると、絵の道を自らの仕事として選んでいこうとしているようにも見えます。

りんからしてもどうなるかわからないような道に娘が進んでいくのを納得するのは難しいようですが、そんな生き方はりん自身人生と重なる部分でもある。なまじその苦労を知っているからこそ、親としてはより堅実な道を歩んでほしいという悩みも生まれてくるのかもしれません。

逆に、小説家という夢を諦めたしまけんからすると、環が絵を描いていく事は、気軽には勧められないものの、本気であるなら手を貸してくれそうでもある。

果たしてここから環がどのような道を選び、周りがどのような言葉を駆けていくのか気になるところです。

亀吉の再登場

そんな中、117話では亀吉が再登場を果たしました。東京にきて宿に看護婦の仕事を頼みに来たようですが、恵風看護婦会を選んだのは、りんがそこで働いているから。むしろ、りんと会う事を目的にやってきたように見える。

どうにも以前のように刺々しい態度は消えているようにも見え、かなりの時を経て彼にも心境の変化があったようにも見受けられる。

亀吉自身は、どうしよもない父ではありましたが、彼女の母は孫である環を大切に思っていたことは、言葉の端々からうかがえたのも事実。時の流れを考えると、もしかすると既に亡くなってしまった彼女の言葉を環に伝えるために東京にやってきた、なんてこともあるのかも。

決して良い思い出があるとはいえない亀吉との再会、果たして環とりんにどのような影響をもたらすのか気になるところです。

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又三郎

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