ゴーストコンサート : missing Songs
2026年春アニメ、ゴーストコンサート : missing Songs の6話『漆身呑炭』の感想記事です。感想にはネタバレ等含まれますのでご注意ください。
抑強扶弱
囚われた芹亜
ネロ手により芹亜が攫われた前回から続いた今回のお話。
ネロ陣営の元で囚われた芹亜、彼女の内部にいるグレートゴースト達が集まる一室は、いつのまにやらかなりの数がいてちょっと笑ってしまう。内部のグレートゴーストたちは、ここから芹亜をどう助けるかと会議をしていましたが、芹亜に与えられた衣装にはグレートゴーストの力を封じる力があるようで、手を課すこともできなくなってしまったようです。
そんな芹亜ですが、ネロの陣営にいた坂本龍馬とも関連が深い千葉佐那のグレートゴーストと交流を重ねる。ネロに言い寄られている彼女ですが、あくまでその目的は坂本龍馬が切り開いた未来を見てみたいというだけで、目的のためにネロを利用しているといった感じ。
芹亜の歴史オタクっぷりが発揮され、坂本龍馬にも詳しかったことから、打ち解けた二人、ネロを出し抜いて逃げ出す算段を付け始めたようです。
そんな今回のラスト、何やら芹亜はレンブラントのグレートゴーストと歌を歌うシーンで締めくくられる。ネロ陣営のグレートゴーストを仲間に入れるような行動なのかと思いきや、レンブラントはネロに囚われていたグレートゴーストとのことがXアカウントの方で明かされていました。相変わらず軽い説明すらなしに知らない話が出てくるのでびっくりしますね。
奪われた悪い感情
今回は、囚われた芹亜の裏で前回の戦いの後の楓や朱莉のお話が語られる。前回、MiucSの音楽を聴いた際に様子がおかしくなっていた彼女たちですが、その影響はまだしっかり残っていた様子。
何やら、それぞれの悪い感情をMiucSにより封じられていたが故に対応がおかしくなっていたようです。楓が失っていたのは、不安の感情。芹亜に嫌われることへの不安、今の芹亜の境遇への不安など大事な思いが抜け落ちてしまっていた彼女ですが、父親の手により不安を封じていた黒い影を払うことに成功する。
その一方、朱莉の方が自分の居場所すら見失い一人彷徨い続けることになっていた様子。彼女が、失っていたのは、おそらく怒りの感情。持ち武器の伊吹丸を一ノ宮万平に奪われてなお、一切怒りが浮かんでこなかった彼女ですが、彷霊界にあっても悪霊とならず元の姿を保てつことができる人々の犠牲を前に、自らその気持ちを取り戻した様子。
すっかり、一ノ宮万平とのコンビ感が出てきた二人、芹亜の歌を辿りに彼女を助けに向かう事になるようです。このあたりの朱莉の流れは、いつも通りのかなり忙しい展開ではありましたが、普通に暮らすゴーストを守り切れない悲しみと、そこから立ち上がる流れはかなり理解しやすいもので、結構好きな展開でした。一ノ宮万平も、今回の短い出番の中でも、何やら良い感じにキャラが立っておりわかりやすいいい人なのが良い感じ。このコンビの今後の活躍にちょっと期待してしまいます。
そんな今回のお話でしたが、やはり前回のMiucSの歌による影響がそれぞれに残ったままとなっていることがわかりました。前回、オデュッセウスに勧誘さた凛空が、あっさりと裏切っていたのも、何らかの感情を奪われていたが故だったのかも。あるとしたら、人を疑う心あたりでしょうか。
そして、今回出番がなかった瑠衣もおそらく、何らかの感情を奪われているのでしょうが、そのあたりは次回以降語られるのかもしれません。
今回、MiucSの歌の影響が、人の悪い感情を奪う事、だったことが明らかになりましたが、そうなると、作中で語られている人の歌が世界を滅ぼす、というのは、歌に込められた悪い感情が、グレートゴーストを悪い方向に暴走させてしまう、という事を指しているのかも。
人の感情をを制御しようとするMiucSとそれに従うオデュッセウス、単に世界を支配したいだけのネロ、歌を解放したい芹亜達、三陣営の方針がぼんやりと見えてきた気がしますが、果たしてどうまとめるのか。今後のお話が気になるところです。


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