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ドラマ スパイダーノワール 1話感想・考察 ここはどの宇宙か?『B・ライリー探偵社』【PrimeVideo】

スパイダーノワール1話感想 感想文
感想文
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2026年5月27日よりPrimeVideoにて配信が開始した、オリジナルドラマ『スパイダー・ノワール』の1話『B・ライリー探偵社』の感想記事になります。ネタバレも含まれますのでご注ください。

スパイダー・ノワール

ここはどの宇宙か?

モノクロとカラー二つの映像を同時に配信開始するという面白いスタイルで配信されている作品、今回はモノクロ側で視聴を開始。

本作の冒頭は、ベン・ライリーの今の状況を語る所から始まる。かつては、ニューヨークで唯一のスーパーヒーローであるスパイダーとして活躍していたライリーですが、婚約を控えていたルビーを守れなかったことを悔やみ、スパイダーとしての活動を辞めていたようです。家の壁の中に埋めてしまったスパイダーとしてのコスチューム、果たしてそれを再び手に取る時はいつなのか、なかなか気になる物語の走り出しとなっていました。

そんなベンの心に深く刺さっている、ルビーの死は、どうにも車ごと水没。溺れる彼女に手を伸ばすベンですが彼の手は届くことはなく、そのまま無念の死を迎えてしまったようです。どうにもただの事故とは思えない彼女の死、ここからのお話で彼女の死についても今後の話に絡んでくることになるのかも。1話の時点だと、スパイダーが消えてから街を牛耳っているシルバーメインあたりが絡んでいそうな気がしますが、果たしてどうなのでしょうか。

そんな物語の冒頭、気になったのは彼がかつて「ここはどの宇宙か?」と問いかけられたという件。どの宇宙という問いかけは、スパイダーバースとの話の関連を感じさせるものですが、スパイダーバースで登場したスパイダーマン・ノワールはピーター・パーカーだったのに対して、本作のスパイダーはベン・ライリーであり全くの別人。

そうなると、スパイダーバースに絡めたファンサービス的な描写のように思えますが、ここに何か意味があったりするのか、少し気になる点となりそうです。

ベン・ライリー

そんな本作の主人公であるベン・ライリー。スパイダーとしての活動は、5年前に辞めており、今はただの私立探偵。大恐慌時代のアメリカ、秘書であるジャネットさんに対する給料を払う事すらも厳しいと、懐事情はかなり寂しい様子。

そんなライリーは、スパイダーを封じて以来、蜘蛛の力を使う事もよほどのことがない限り抑えているようで、基本はその身一つの探偵といった感じ。調査の最中ビルの上に昇る場面では、するっと糸を使って上るのかと思いきや、階段を使いそれなりにしんどそうに駆け抜けており、その年齢を感じさせるシーンであると共に、普段の彼がスパイダーとしての自分を捨てていることが見えてくるものでした。

とはいえ、命の危機や、能力者相手など、緊急事態にはその能力を使う事はあるようで、いざ蜘蛛の糸を使ってみればするりと事態を解決しているあたりスパイダーとしての腕はまだ鈍ってはいないようです。

そんな彼ですが、ルビーの件以来、危ない橋は渡らないようにしているらしく、今回の調査も、市長との愛人関係やシルバーメインなど危険なネタに直面してしまうたびに、もう関わりたくないと言わんがばかりにお金も貰わずに距離を取ろうとしてしまう。過去の経験がそうさせるのでしょうが、それでも市長にキャット・ハーディが殴られそうになった際には不意に手を止めるために動いてしまったりと、その内面はやはりヒーローらしさも確かにある様子。

探偵らしい渋いカッコよさと、どこか緩い愛嬌のようなものも感じさせるキャラクターとなっていました。

能力者が増え始めている?

そんなライリーが冒頭巻き込まれたのは、アディソンなる人物の調査に絡んだ事件。最初こそちょっとした人探しの事件のつもりが、なぜか探していたアディソンは、体から炎を発することができる能力者。そんな彼は、同時に居合わせたもう一人の探偵の銃撃で死んでしまいましたが、果たしてなぜ能力者がいたのか?というのが話の鍵になっていきそう。

そして、それに続いたカーメディなる人物による依頼は、今のニューヨークの闇に再び足を突っ込むきっかけになってしまったようです。

浮気調査の対象であるキャット・ハーディは、有名な歌姫でしたが、彼女を調べる中ニューヨーク市長との密会現場を見てしまうことになる。こちらに関しては、カーメディがニューヨーク市長を強請るネタを探っていただけ、という事なのかもしれませんが、ハーディの周りに能力者がいたことを考えると、そこにはまだ何か隠された事情があってもおかしくはなさそう。

そんなハーディですが、身辺警護の男性が砂を操る能力を持っていたりと、何やらただの歌姫ではなさそうです。ライリーの反応を見ていると、能力者が現れたこと自体も当たり前というわけではなさそうで、何やらニューヨークで新たな事件が起こり始めている様子。

では、なぜ能力者が増え始めているのか、というのが気になるポイント。シルバーメインの行動は、能力者を探して自らの身内に引き入れ強力な力を手に入れようとしているといった感じか。今回シルバーメインの家を放火した、アディソンも、シルバーメインにより能力を無理やり植え付けられ、その復讐として放火に走ったなんてことはあるのかも。

しかし、シルバーメインが、能力者の出現自体には絡んでいない可能性もまだ十分あり、このあたりは次回のハーディから受ける依頼の内容によって明らかになるなんてこともあるのかもしれません。能力者の出現は、シルバーメインが絡んでいるのか、市長が絡んでいるのか、はたまた、ハーディの周りにそれとは違う他の組織の存在があるのか。色々と謎を広げて始まった本作、気になるラストとなりました。

スパイダーマン・ノワール
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又三郎

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