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風、薫る 68話 感想 りんと直美新たな家での生活 14週目『ウソと誠』【NHK2026年前期朝ドラ】

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2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの68話感想記事です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

風、薫る 67話 14週目『ウソと誠』

土居ヒデが看護婦を辞めることを決め、看護婦取締りの役割も外されたりん。自らの仕事への向き合い方を悩んでいる姿が印象的だった前回のお話から続く今回のお話は、それぞれの登場人物たちに新しい風が吹き始めるお話となっていました。

りんと直美新たな家へ

直美がりんの家で暮らし始めてそれなりに期間が経っていましたが、今回描かれたのは新たな家への引っ越しのお話。とはいえ、直美からすると、いつまでりんの家族と共にいるのか、という点が一つの悩みとなっていたようです。

前回ちらりと語られた、以前住んでいた長屋へ戻ることを検討し始めていた直美ですが、今回久しぶりの寛太の再登場が思わぬ方向で二人の関係を変えるきっかけとなりました。

家族と家族のようなものは違うと言った直美、それ自体は少し冷たい言葉にも思えましたが、今の彼女がりん達と共にある事への悩みから出たもの。そんな直美に対してりんは、直美の気持ちを尊重するが故に何もいう事はできない。

二人だけの話なら、そのまま違う家に住んで終わりとなっていたところに、やってきたのは寛太。彼が言う家族ごっこという言葉は、直美とりんとの関係を知らない人間が簡単に言ってもよいものではなく、それゆえにりんの内側にあふれていた言葉を引き出す。思わぬ形で引き出されたりんの直美さんへの本心が聞こえたが故に、結果的に直美もまたりんを信じることに繋がったように思えました。

誰かが意図してこうなったわけではない、偶然が重なって繋がった二人の関係というのがなかなか良い感じの描写でした。

再び共に暮らすことを選んだ二人ですが、その引っ越し時の会話もまたなかなか意味深。実際の作業はりんがやり、不器用な直美は指示を出せばよい、という二人の関係。

これはある意味では今後の二人の看護婦としての在り方を示唆しているようにも思えるもの。看護とは?という問いに悩み続ける二人ですが、もしかすると、皆にとって正しい看護なんて言うものは存在せず、それぞれできることの中から自分なりの看護を見つけていく事になっていくのかもしれません。

それぞれの悩み

そんな今回、りん達が新しい家での生活が始まったように、他の登場人物達にも新しい風が吹き始めていました。チュウは働き始めた団子屋を継ぐことが決まり、直美も母親のお守りが、熱海の安産祈願の神社のものだった、つまり直美を生むことを望まれていたことを知る。

その中でもこれまでとは大きく変わり始めたのは、シマケンのお話。新聞社に持ち込んだ小説は、悪くはないと言われながらも簡単にお返しされる程度の扱い。それなのに、頼まれて仕方なく描いた書評は絶賛されてしまう。

やりたいことは全くうまくいかないのに、それ以外の事は順調に認められて行ってしまうという、何とも複雑な状況。書評を書くことを選びそこに時間をかければ自らの小説にかける時間は取れなくなっていく。

今回のシマケンを見ていると、書評を書いていくという認められた道を進んでいくようにも見えましたが、果たして彼がここから何を選ぶのか。りんとの会話の中で何を語るのか、気になる所となってきました。

明治のナイチンゲール 大関和物語

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又三郎

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