2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの91話の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 91話 19週目『黎明(れいめい)の翼』
新潟にシマケンたちがやってきた前回のお話は、りんとシマケンとの関係が進むお話となりました。二人の話がひと段落しましたが、今週はいよいよ新潟でのお話が大きく動き始めました。
新潟で発生する赤痢
冒頭描かれたのは、隣町で赤痢が発生したというお話。黒川先生から、りんの元に看護の依頼が来たことで話が始まる。
最初こそ今の自分では無理であると断ったりんでしたが、赤痢の対処へと向かう事を選ぶ。このあたりは、1週目に描かれたころりと父親とのお話を思い出させるもの。今週の赤痢の看護へと向かう流れは、その時の最初、何もできなかった当時の自分からの成長を試される場となりそうです。
今回の描写を見ていても、赤痢を出したことで村八分にされる村人たちや、当時の自分よりも幼い子供が母をたすけてと縋る子供を助けるなど、どこか昔の流れを思い出させる流れになっていましたが、当時のりんと明確に違うのは、その場にしっかりとした医者がいること、そして、更に看病婦たちだけでなく、看護婦がいるという事実。
避病院に預けられれば、命がどうなるかもわからないとされる中で、人の命を救う事ができるか、そして、看病婦たちに感染させないよう対処することが出来るのか、過去を乗り越えられるかどうか、という壁にぶつかることになりそうです。
赤痢への扱い
今回の話を見ていると、赤痢など周りに感染する病気への対応というのは難しいものだというのがわかる。なまじ、自分たちにも被害及ぶかもしれないという事実は、怖いもので、それがまた人を遠ざけようとすることに繋がってしまうように思えます。
今の時代でさえおかしくなる人がいる中、その原因すらもはっきりとしない当時となれば、なおの事病人とその家族を遠ざけようとする気持ちが働くのもわかるもの。
まして、避病院に送られれば、ほとんど死んでしまうとなれば、なおの事、かかれば死ぬしかない病気であると思われてしまい、それが余計に人を遠ざけ、早く見つかれば助かる人が見つからず、他人に移してしまう機会を増やすなんてことに繋がってしまうのかもしれない。


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