2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの121話の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 121話 25週目『風媒花(ふうばいか)』
しまけんとの再会や、環の夢の話が語られた前回のお話。そこから続く今回のお話は、内務省衛生局内務省衛生局の柳生が改めて登場し、直美に現在の派出看護の状況を伝えるところから始まりました。
柳生の話では、派出看護はかなりの規模になっており、その中には、看護婦主導のもの、看病婦たちによるもの、そして、特に問題となっている資格のない人たちによるヤクザな営業が含まれているという事が語られる。とはいえ、既にその対策に動き始めており、派出看護のルールを作ることで不正な看護婦会の廃止を行えるよう動き始めている事が語られる。
今回気になったのは、以前直美が柳生に話を持ち掛けた際には、その時点で調査を始めていたにも関わらず直美の話を聞いて動き始めたかのように語っていた点。今回もその理由は語られていませんでしたが、直美たちの行動で動き始めたという体にして顔を立てようとした、なんてことはあるのかも。まだその理由ははっきりとはしませんが、柳生は直美たちに命を救われたと言っても過言ではなく、二人のための行動というのは疑う必要はなく、二人を支援するためというのは間違いなさそうな気もします。
ツヤさん再登場
国が動き始め、違法な看護婦会の問題は解決に向かい動き始めはするのでしょうが、直美たちからするとセツさんの件もあり、女性の働く場所としての受け皿になっている面を知っているのが少し複雑な点。
今回、かつて看護婦を目指したものの、病院を首になってしまったツヤさんが再登場したのも、そのあたりの話につなげる意味があったように思える。
看護婦の学校に通えなければ看護婦に慣れない今の状況、看護婦になりたいという熱意がある人たちも、それぞれの事情で看護婦を目指せないこともある。
ツヤさんは、まさにそんな問題にまさに直面している人物ともいえる。他の仕事をしながら、11年もの歳月をかけ英語の本を学ぶという確かな熱意を持っているの彼女が、それでも看護婦になれないのは、学校に通う余裕がないから。
そんな問題に対して直美たちは、自分たちがツヤさんに教えるという新しい道を選ぼうとする。セツさんのような働く場所がない女性の問題から始まったこの話、ツヤさんの件を通して看護婦を目指せる場所を作るという具体的な目標へと固まってきたように思える展開でした。
果たして二人の次なる目標は、どのような動きを見せ、周りの人たちに影響していくのか、気になるところです。


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