2026年2月1日より放送開始したプリキュアシリーズの23作目、『名探偵プリキュア!』36話『試練の金メダル』の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
36話 試練の金メダル
金メダルの事件
冒頭からマコトジュエルを追いかける面々から始まった今回のお話。おとも妖精に引っ張られて進んでいくあんな・みくる・くれあに対して、すんとした顔のまま並走しているるるかの姿にちょっと笑ってしまいました。
そんな今回の事件は、とあるお店の金メダルが盗まれてしまった、というもの。事件現場に残された足跡を調査するも、金メダルの近くにあったのは孫のもののみということで操作が行き詰まる。
そんな中、牧房春奈と呼ばれる女子高生がおり、事件に絡みあんな達を導くようなしぐさを見せたことで、結果的に、杖の後がなく、逆に近づかずとも杖を使って盗めるという立ち位置にいたおばあさんがニジーの変装であることを突き止めました。
その後のハンニンダーとの戦いも、最初こそ強力でしたが、力を使う度に小さくなってしまうというものでプリキュアからも可愛いと呼ばれあっさりと倒されてしまう。
結構余裕のある戦いとなっており、今回のお話の軸にあったのは事件そのものではなく、事件現場にいた牧房春奈と呼ばれる女子高生であることが感じられるお話でした。
花崎まふると明智あんな
そんな牧房春奈ですが、るるかとくれあにその正体を疑われ、花崎まふる所長の変装であったことが明らかになる。今回冒頭でデッチ・アゲインが、ロンドン本部は壊滅したと語っていましたが、妖精を逃し、自らも難を逃れ日本に来ていたことが語られました。
今回、初めてあんなやみくると対面したまふるですが、色々と気になる描写が描かれていました。
まず、一つ目に気になったのは、あんながまふるのことを見覚えがあると語っていた事。あんなは、29話『二人の過去』でくれあとるるかの過去を見た際に一度まふるを見ていましたが、見覚えがあるのはその時の話ではないとしっかりと触れられる。
これまでのお話を思い出す限り、まふるに絡んであんなが何かがあった、キュアット探偵事務所に何かがあった、という話はなかったはず。そうなると、あんなが元いた未来でまふるを見たことがある、という可能性があるのかも。ここで仮に、まふるがみくるの祖母だとするなら、あんなからは曾祖母に当たる人物。そのため、過去に写真を見たことがあった、なんて可能性は考えられそうです。
また、あんなとまふるに関しては、花崎まふるの名前には、アンナの口癖である『はなまる』の4文字が入っているのも、偶然なのか、意図があって仕込んであるのか。ひとまず現時点では、あんながまふるのひ孫なので、未来で顔を見たことがあり、おぼろげに覚えていた、もしくは、母親の面影を感じた、といったあたりが一番それらしい息がします。
ただ、そうだとすると二人の過去でまふるを見た時にはなぜ思い出さなかったのか?という疑問も少し残るのが気になる。実際に話をしてみて思い出すようなところがあった、ということなのでしょうか。
まふるとみくる
もう一点気になったのは、花崎まふるを見た際の、小林みくるの反応。こちらも、29話『二人の過去』で過去を見た際に気になっていた点でしたが、まふる本人を目の前にした際にも、みくるが複雑そうな表情を浮かべており、やはりみくるからまふるに対して何か思うところがある様子。
以前の話では、みくるはロンドンから来ていて、キュアジュエルウォッチをおばあちゃんから貰ったという話がありました。その割にはみくるは英語ができなかったりと、少し違和感もあるのですが、そのあたりはひとまず置いておきます。
二人の過去では、まふるさんがプリキュアに変身するのと同じ形状のオレンジ色のマコトジュエルを手にしていたこともあり、彼女がキュアジュエルウォッチを持っていてみくるに渡した、つまり、元々おばあちゃんは名探偵プリキュアであり花崎まふるなのでは、という風に考えていました。
今回意外だったのは、まふるからみくるに対する反応が一切なかった点。みくる側から一方的にまふるに対して何か複雑そうな表情を浮かべているという関係になっており、まふる側はあくまで新人探偵としてみているだけでした。
とはいえ、くれあのようにみくるに関する記憶をまふるが失っている、なんて可能性もまだなくはないですし、これだけでみくるのおばあちゃん説が完全に消えたというわけではなさそうです。
しかし、キュアジュエルウォッチが二つあること、奇跡の二人という発言には触れつつも、その片方がみくるの手元にあることに対しては、特に疑問を持っていなかったのも気になる所。
一つしかないキュアジュエルウォッチ、元々まふるが持っていたものがみくるの手にあったとするなら、忘れていたとしても何か反応がありそうなので、そもそもキュアジュエルウォッチをみくるに渡したおばあちゃんは別人なのでは、と考えることも出来そうです。
ともあれ、現在分かっている範囲では、これ以上突き詰めて考えることは難しそうで、今後のお話で深掘りされていく事になりそうです。
今回改めて、キュアジュエルウォッチが二つあることについても触れられる。
まふるとデッチ・アゲイン
最後に気になったのは、まふるとデッチ・アゲインとの関係。今回二人が直接会話したというわけではないのですが、まふるがくれあたちに正体を明かす際に叫んだ「アメイジング!」という言葉は、もろにデッチアゲインと重なるものでした。
二人の口癖が全く同じというのは、やはり二人に何か関係があることを示しているように思える。元々まふるがプリキュアだったとするなら、彼女のおとも妖精だった、というのが一番それっぽいですが、単にロンドン時代に特別仲が良かった妖精というだけ、なんてこともあるのかも。この二人の関係も、今後の話でまた拾われていく事になりそうです。
ここまでキュアアルカナへと戻ったるるかの周辺のお話が続いてきましたが、まふるの登場により、小林と明智二人の話が軸になり始めたようにも思える。スターキラリングブローチを渡したことでいよいよ終盤戦へ突入といった感じもある本作、ここからどうなっていくのか気になるところです。




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