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雉野とソノザが登場 ガッチャード30話『ライバル参上!?ガッチャとジュリエット』感想・考察【仮面ライダーガッチャード】

エンタメ
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2023年9月3より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第5作目の作品『仮面ライダーガッチャード』30話『ライバル参上!?ガッチャとジュリエット』の感想記事です。錬金術師が生み出した人口生命体ケミー。何者かによって一斉に世界に解放されてしまった101体のケミーを集めるため仮面ライダーに変身することとなった高校生・一ノ瀬宝太郎の戦い絵を描く作品。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

30話『ライバル参上!?ガッチャとジュリエット』

九十九静奈

今回から4月ということもあってか、新学期スタート。年末ぐらいからグリオン絡みで忙しく、学生っぽい話が少なくなっていましたが、宝太郎達も3年に進級。ついでに今回ちらっと明かされましたが、先輩組は既に卒業済みとなっている様子。この辺、最近忙しくて時間がなかったとはいえ、卒業式的なイベント丸ごとすっ飛ばされたのはちょっと寂しい気もします。

3年になった宝太郎、りんねちゃんや加治木とは同じクラスのまま。一緒に頑張ろうと仲良くしていましたが、加治木に対するつれない態度を見せながらもうれしそうな様子は何とも仲のいい友達といった雰囲気でした。加治木との会話の中では、聖さんとの恋の件が触れられ、きちんと今も関係が続いている様子。しかし、宝太郎はそもそも恋というもの自体がまだよくわかっていない感じもあり、りんねちゃんとの関係を描く中では、むしろ宝太郎側が恋を自覚するのかも気になるところです。

そんなクラスにやってきた転校生、九十九静奈。何やら宝太郎の幼馴染、昔は結婚の約束もしていたと、何やら非常にぐいぐいくるキャラクター。九十九と一ノ瀬ということで99と1で合わせて100というあたり、視聴者はみんな思ってなあたりに、まさかの錆丸先輩が触れてくれてちょっと笑う。

あまりにも唐突な登場の幼馴染だったこともあり、最初は今回登場するマルガムが何か仕掛けてきてるのでは?と思っていましたが、宝太郎の母親も知っている幼馴染という事で、そういうわけではない、本物の幼馴染。

しかし、宝太郎といつも一緒にいるのが当たり前になりつつあったりんねちゃんが、自分の居場所を少しずつ取られていくように寂しげな表情を見せているのが印象的な回でした。

ロミオとジュリエット

新学期スタートという事で、部員勧誘のための部活動紹介が始まる。暴太郎戦隊ドンブラザーズのソノザと雉野が並んで芸人として登場。ピンクの鳥を出していたり明らかに意識したキャスティングでちょっと笑ってしまう。しかし、今回のちょっとドロッとした恋愛事情は、雉野周りの話を思い出す面もあり、その辺を狙ってやっているのかもしれません。

そんな中、ただならぬ雰囲気を見せる演劇部の部活紹介。部活の紹介というよりも、部員になってほしいという懇願というレベルの誘い方。逆に誰も部活に来なさそうな異様な雰囲気でした。

何やら部員が自分一人しかいない状況で廃部の危機。どちらかというと去年の部員勧誘で何をやっていたの…という気もしますが、新たなクラスメイトのため、宝太郎達が協力。

部活動紹介のための、ロミオとジュリエットの劇。なぜか、加治木までジュリエットをやろうとするあたりで少し笑ってしまいました。しかし、ここでの本筋は九十九ちゃんがジュリエットをやることで生じるりんねちゃんが感じる不安。

一度は断ってしまったりんねちゃんでしたが、なんだかんだいいながら自分がやっていたかもしれないジュリエットの約に、ぬるっと九十九さんが入ってくる状況。そこに言い知れぬ不安・不満・嫉妬を感じている様子のりんねちゃん。手の震えと、思わず外に走り出してしまう様子が、その心を表していました。

りんねの心

一人ブランコに揺られるりんねの元にやってくる九十九。問いかけるのは、りんねは、宝太郎の彼女なのかどうかという問いかけ。

当然そんな関係ではないりんねでしたが、それでも思うところはある。しかし、そこにアトロポスがやってきたことで事態は急変。

九十九を逃がそうとするりんねでしたが、アトロポスは、マンモスマルガムの力で九十九を氷漬けに。このあとのアトロポスが、りんねに「君のせいだよ」と責任を押し付ける流れは、どことなくグリオンがミナト先生の後輩を殺した時の流れを思い出させる責任転換っぷり。グリオンの娘を自称するのもわかる感じでした。

しかし、確かにアトロポスの言った通り、九十九に嫉妬の心を抱いていたのも事実。それゆえに、リンネは思い悩んでしまう様子。そして、アトロポスが大事にしていた父親という存在を自分たちが消してしまったということについても、同じく父を大事に思うりんね故に思うところがあるのかもしれません。

しかし、今回のマルガム、お兄様5体を合体させたこともあってか、非常に強力。九十九の件もあって動揺していたということもあるのでしょうが、それでもプラチナガッチャードまで抑え込む力を見せる。皆の心が揺れ、なかなかに厳しい状況、果たしてここからどう打開していくのか。

冥黒の三姉妹

今回、グリオンが倒された後の冥黒の三姉妹、それぞれのスタンスが明らかになりました。グリオン討伐に協力したラケシスは、鏡花の元でかくまわれ、クロトーはそんなラケシスを連れ戻そうとする。アトロポスについては、裏切者になるラケシスは処分しようとしつつ、自分自身は父であるグリオンを殺したりんね達に復讐を果たそうとする。

今回特に印象的だったのはクロトー。裏切り吹っ切れたラケシスと異なり、ラケシスに戻ってくるように懇願する様はなかなかに痛々しい。ラケシス、アトロポス、二人とも大切なのかなという気もしました。

そんな、クロトー今回は、グリオンも使っていたドレッド参式を使っての戦い。万全ならば仮面ライダーヴァルバラドすらも圧倒できるスペックながらも、使い手に対する負荷も相応。そこを突かれて倒されかけるも、ラケシスが庇う事で命を救われる。

このあたりのクロトーの絶叫は、なかなかに情がこもっているようでよかったです。姉妹の中で一番不憫なポジションに収まってしまった感じもあるクロトー、今後どう動くのか気になるところです。

次回31話『暗闇のふたり、互いを信じて。』

今回の件で、迷いの中にいるりんね。今回の九十九の怪我もあってか、りんねがジュリエット役をやる様子。失意のりんねに更なる悲劇とのことで、ガッチャードの一撃がマジェードを貫くシーンが挟まれる。非常に意味深な映像ですが、果たして何が起きているのか気になるところ。

今回のお話に続いての次回の流れは、りんねへの試練といった感じもあり、もしかするとマジェードのパワーアップに関連した話という可能性もあるのかも。マジェードの使用するファンタスティックとコズミックのレベルナンバー10のドラゴロナス、ガイアードあたりを使った新フォーム登場なんてこともあるのかもしれません。

そういえば、放送前の番宣では、仮面ライダーレジェンドの新フォームに、かぐや様登場とかなりのフライングをしていた感じもありました。次回はそんな感じではなかったので、再来週あたり登場となるのでしょうか。

DXクロスホッパー&テンライナー
次回登場『クロスホッパー』と『テンライナー』がセットで販売。

仮面ライダーガッチャード 毎週日曜9:00放送中

近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、AbemaTV、Tverでの一週間見逃し配信があります。

AmazonPrimeでは水曜日に最新話が追加され、全話見れますので過去話の確認には便利。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか?

なおTwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。

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