冥黒の王ギギスト登場もレジェンドにちょっと食われ気味？ガッチャード33話感想・考察『伝説ライダー！？100年早いな』【仮面ライダーガッチャード】

2023年9月3より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第5作目の作品『仮面ライダーガッチャード』33話『伝説ライダー！？100年早いな』の感想記事です。錬金術師が生み出した人口生命体ケミー。何者かによって一斉に世界に解放されてしまった101体のケミーを集めるため仮面ライダーに変身することとなった高校生・一ノ瀬宝太郎の戦い絵を描く作品。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

33話『伝説ライダー！？100年早いな』
1. 映画みたいな展開
2. ガッチャードサイド
次回34話『オンリーワン、全ての道はゴージャスに通じる』
仮面ライダーガッチャード毎週日曜9：00放送中

33話『伝説ライダー！？100年早いな』

映画みたいな展開

突如襲撃を仕掛け来てたハンドレッド、その幹部との戦いが描かれた話。OPがない代わりに『仮面ライダーガッチャード』VS『仮面ライダーレジェンド』のロゴがちらっと挟まれ、もはやVS映画的なものなことを隠そうともしないお祭り回。

ダークキバに、エターナル、グレアと様々な変身を使ってくるハンドレッドですが、あくまで、並行世界の仮面ライダーの力を借りているとのこと。スピンオフ作品の仮面ライダーレジェンドの方では、ジクウドライバーを使ってバールクスに変身していたり、配下としてカッシーンを使っていたりしていますが、この辺も仮面ライダージオウの世界の力を借りただけという事なのか、はたまたクォーツァーやタイムジャッカーと関係があるのか。あまり深く考えても仕方ない気もしますが、ちょっと気になるところです。さらに、今回は、仮面ライダーゼインも登場、この程度の敵がアウトサイダーズなわけがないか、という発言的に本当にふらっとやってきただけのゲストといった感じでした。

加治木とそっくりな顔(役者さんは本人)のバトラーが横に並んだり、さりげなく宝太郎が仮面ライダーであることが再び加治木に伝わったりと色々重要な話もあった気がしましたが、この辺はどうなるのかも気になるところです。

今回、全然カグヤ様が出てこないなと思いながら見ていましたが、ラスト数分でゴージャスに登場。ダークキバのウェイクアップ3を、変身アイテムが飛んでいくだけで阻止。もはや、その直前の連続変身で既にオーバーキルなのではないか？と思う勢いでしたが、ラストにレジェンダリーレジェンドに変身して終了。

既にハンドレッドはほぼ壊滅していますが、果たして次回何をするのでしょうか。

ガッチャードサイド

レジェンドの話が本筋で進むお話でしたが、ガッチャードの方面でも重要そうなエピソードもちらちらあり。

まず、冥黒の王については、ミナト先生やスパナも知っている様子が描かれ、錬金術師の中でも知られた存在である様子。また、アトロポスの口からは冥黒の王の名が『ギギスト』であることが明かされる。

見た目こそ、怪人のような姿をしていますが、アトロポスやクロトーに指示を出しており、思ったよりしっかり会話できそうなキャラクター。いきなりカグヤ様が登場したり、ハンドレッド襲撃と、妙な回に巻き込まれたせいでちょっと空気が薄くなりつつある今回でしたが、この辺の事件が解決した後本格的に動き出すことになりそうです。

前回ラスト、冥黒の王に力を貰ったクロトーの様子も描かれる。その身に宿った力が抑えられないといった感じで、戦いに挑み、今回は結果的にグレアの力で操られていたマジェードの洗脳を解除と手助けになっていました。

しかし、あの冥黒の王に力を貰った姿は、クロトーの新たな戦闘用の姿のようで、あそこから更にドレッド参式に変身するというわけではなさそうなのは驚き。というか、クロトーの俳優さんお顔がもろに出ているあの姿で戦闘ということは、ここから先のクロトーのアクションパートは、俳優『宮原華音』さんがが直に担当ということになるのかも。今回もなかなか辛そうな姿勢をばっちり固めていたりと、アクションばっちりな俳優さんですが、なかなか大変そうです。

今回は、ラケシスに対してのみは、その一撃を寸止めするという姿を見せ、やはり姉妹の絆は心の奥にまだある様子。果たしてこの姉妹への思いがどう動いていくのか、ここからのクロトーのエピソードが楽しみになるシーンでした。

そういえば、ヴァルバラッシャーを貰っていたラケシス、今回はレプリマッドウィール？を使用してヴァルバラドに変身。何やらすっかり良い感じのポジションに落ち着きましたが、ここからのクロトーとの関係も気になるところです。