2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの21話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 21話 5週目『集いし者たち』
いよいよ、看護学校へ入学となり、なかなか個性的な7人が揃った前回のお話。
そこから続いた今日のお話は、ナイチンゲールを軸に生徒たち7人の交流が描かれる。東雲ゆきが心酔していた彼女は、クリミア戦争で戦地にいながら看護に携わり、今の時代の看護の礎を作ったともいえる人物で。
前回、ナイチンゲールの事をゆきが叫んでいたので気になり、少し調べた際には、本作の作中の年代とかなり近い時期の人物のように思えたのですが、まだ存命であることも明かされる。何となく、歴史上の偉人という印象が強いだけに、同じ年代に生きた人であるというのがなかなか面白いですが、本作の中で実際に顔を合わせる機会があったりするのでしょうか。
そんな中始まった授業ですが、前回匂わせていた通り、まだ看護を教えるハワード女史が学校にたどり着けていないとのこと。そんな中で皆に課せられた授業は、先に郵送されたスコットランドから送られた本の読解。
送られてきた本は二冊、授業に参加している中でそれなりに英語の心得があるのが、直美と元々看護婦を目指していた多江の二人ということで、彼女らが中心となり本の終章を読んでいく事になる。今回読み取れた範囲でわかるその内容は、看護に携わる者の心持ちを書いたものといった感じで、英語の学習に合わせ、看護に対する向き合い方を最初に教えようとしているのかもしれません。
そんな、直美と多江の二人ですが、立場こそ違えどその気質はどこか似たようなところがあり、なまじ互いに英語ができるよ江にバチバチと火花を散らしているのが印象的。この二人、ある程度乗り越えたら仲良くなれそうな気もしますが、当面は生徒たちの中の爆弾のような扱いになっていきそうです。
また、今回りんとなおみ、二人の会話がなかなか印象的でした。父の教えである、翼と刀の話が再び拾われ、まさに今のりんの心の柱になっていることがわかる。
そして、直美はまだ髪を切り吹っ切ったといいつつも、自分の生まれ、周囲の人たちの身分、自分がどう見られ、どうなりたいのか、といったあらゆることに縛られたままであることもよくわかる。相変わらず思ったことがぽろっと口から出てくるりんが、そのあたりを指摘してしまいましたが、口では否定しながらも、そこから逃げるように去る事しかできなかったその態度は、自分でもどこかそう感じているが故か。
このあたり、明確に直美がこれから変わっていかなければいけない点として描いているようですが、色々と複雑に生きてきた彼女からすれば、そう簡単に変われるものではないというのもよくわかる。果たしてここからどのような出来事があり、直美が変わっていくのか、他の生徒たちとどのような関係となっていくのか、ここからの描写が楽しみです。


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