魔法の姉妹 ルルットリリィ
2026年春アニメ、スタジオぴえろ制作の『魔法の姉妹 ルルットリリィ』の感想記事です。感想にはネタバレ等含まれますのでご注意ください。
すっきりしない土曜日
夏休みが終わり、何気ない風の魔法が、流を困らせ思わぬ姉妹魔法対決へと発展した前回のお話。
今回のお話で描かれたのは、仲は良いはずなのに、微妙な距離を感じさせていた風と流、二人の姉妹の物語となりました。
リリィとして活動する風ですが、偶然姉である流がリリィのファンであることを知ることになる。しかし、そんなリリィが歌う姿を見る流に、風はまた歌ってほしいという願いを伝えるも、それはできないと頑なな態度を取られてしまう。
思い掛けない形で始まった姉妹喧嘩、それをお父さんは良かったじゃないかと語る。喧嘩をしてしまった当事者にしてみれば大変な話、笑っていられる話ではないのでしょうが、今回風と流が喧嘩をしたのは、お互いの本心を見せ合ったからでもある。これまでは、姉妹でありながら、どこか少しよそよそしさが感じられる面もあった二人ですが、この喧嘩が、お互いがなかなか表に出せなかった気持ちを知ることに繋がりそうです。
そんな今回、、姉妹という近い関係だからこそ離せない相談ごとを、変身した相手にするという流れは、二人が魔法を使い変身していることを知らないという設定がうまく生かされたお話でありました。
自分をよく知らない相手だからこそ話せる事もある。互いの関係が変わっているからこそ、響く言葉もある。元々の姉と妹では、伝わらなかった言葉が、リリィとルルだから伝えられたというのは、そこに魔法があったからこそ。
お互い気分を晴らすために自分でも何がしたいのかよくわからないまま使った魔法でしたが、変身した二人をめぐり合わせることで、その内なる悩みの解決へと綺麗につなげてくれいたようです。


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