2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの99話の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 99話 20週目『家族のかたち』
小川から直美への求婚という大きなイベントがあった前回。今回は、今の直美の心境が描かれると共に、りんとシマケンとの関係が大きく進展するお話となっていました。
直美と小川
小川の突然の求婚を断ってしまった直美ですが、やはり小川に対して悪い感情を抱いているどころか、むしろ好意を感じているというのがよくわかるお話の流れでした。
そもそも、直美が本気で無理だと思っているなら、彼女の性格ならきっぱりと断っているはず。断りもせず、逆に会いに行くこともしないという、珍しく中途半端な状態に小川を置いてしまっていること自体が直美の中にある迷いを表しているように見えました。
求婚は断られても土曜日に会ってほしいという言葉を告げた小川でしたが、その週の土曜日は直美は来ず。いつもの饅頭屋で小川は一人待つことになる。りんが来ないだろうかと居合わせていたシマケンが帰ってしまうと、タイミング悪く(よく?)りんがやってきたのにはちょっと笑ってしまいましたが、これも小川の粘り勝ちということなのかもしれません。
小川の蝋燭の話から彼の事を思い出したりんは、直美との仲を取り持つよう動き始める。余計なお世話のようにも見えてしまいますが、これは直美のことをよく理解しているから、彼女が本当は何を求めているのか、何を怖がっているのかを理解しているからこそできた行動。これまでの、りんと直美の積み重ねあってこその展開といった感じでした。
りんとシマケン
直美と小川のお話は、今日は次の段階へ進む前の一歩といった感じでしたが、今日本格的に関係が進展したのは、りんとシマケンとのお話。
横沢の登場もあって今まで以上にりんの側にいてもよいのかと悩んでいる感じのあったシマケンでしたが、その悩みは尾を引いていた様子。
直接りんの元へ行くのをためらってしまっても、饅頭屋で偶然会えないかと待ってしまったりと、いじらしさのようが感じられます。
とはいえ、そんなシマケンも動かなければ何も変わらないと思ってかいよいよ動き出し、今回は横沢の自分ならりんさんたち家族を養えるという実直な言葉に対してもまっすぐに受け答えていたのが印象的。
今はまだ非常に弱弱しいシマケンですが、今のりんが求めているのは安定した道や正しさ答えだけではない。グネグネと曲がり続け、それでもなお正しさを求めるりんだからこそ、シマケンを選んだというのもよくわかる流れとなっていました。


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