2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの98話の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 98話 20週目『家族のかたち』
直美の無償での看護が始まる裏で、横沢とシマケン、互いにりんを想う二人の動きが見れた前回のお話。今回は、直美とりんそれぞれの人間関係にも大きな動きがみられるお話となっていました。
無償看護少しずつ前進
直美の始めた無償での看護、直美が直接看護に向かう日はうまくいったように見えたものの、しばらく時間が空いてしまうと部屋の中は汚れ、依然教えた子供たちもすっかり汚れたまま上がって状態に戻ったりと、やはり簡単にはうまくいかない事がわかってくる。
今回直美はできる範囲から改善していくという方針を打ち出し、完璧でなくても少しでも良い状態を目指そうとできることから始めようとする。
このあたり、良く患者さんをみており、かつては自分も同じように苦労していた直美だからこその対応といった感じで良いシーンだったのですが、究極的にはそれらすべて、生活に余裕がなければできないものなのではないか、という気もする。
また、患者さんがい率いい気、前回も煙がかかったような描写で描かれ、空気の悪さが目立っていましたが、その点についてもちらっと触れられたのも気になる所。どうにもぜんそくの旦那さんが働いているという工場からの排煙が問題の原因になっている、なんて可能性もありそうですが、果たしてそのあたりにも切り込んでいく事になるのか。
結局、無料で看護を続けても限界が見えてくるなら、そもそも医療に行くことができない原因である貧困や労働環境にも切り込んでいく、なんて話になっていくこともあるのかもしれませんが、そこまでいくと看護からは離れてしまう気もする。
そろそろ終盤とはいえ、まだまだ放送期間は残されている本作、果たして何を描いていくのか気になるところです。
それぞれの恋模様
そんな今回も前回に引き続きそれぞれの恋模様が描かれることになる。直美と小川とのやり取りでは、小川が覚悟を決めて告白するも、直美はとっさに断ってしまったようです。
彼の事を悪く思っているわけではないのでしょうが、それでも直美からすれば突然の申し出、断ってしまうというのも仕方ない話ではあるのですが、直美的には小川を悪く思っていたわけではなく、むしろ好意的に見ていたのも確か。まだまだ、この二人の話はここから動いていく事になりそうです。
シマケンとりんの話では、既に家の中で環にいるのが当たり前と思われ、絵まで描いてもらい飾られているシマケンさんが完全にそういう立ち位置なのですが、こちらは逆にシマケン側がうだうだと悩んでしまっているが故に、前に進まない感じがある。実際、りんにこの話題を振るのは難しいのかもしれませんが、なんだかんだシマケン相手に落ち着くのでしょうね。
この停滞している感じを動かすには何かきっかけが必要になる気がしますが、果たしてどうなるのでしょうか。


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