ゴーストコンサート : missing Songs
2026年春アニメ、ゴーストコンサート : missing Songs の3話『剣山刀樹』の感想記事です。感想にはネタバレ等含まれますのでご注意ください。
剣山刀樹
今回の冒頭は、村山朱莉と雪庭による任務から始まり、朱莉がなぜ戦うのかという話を描く。彼女の戦う理由は、おじいちゃんに昔好きだった歌を聞かせてあげたいというもの。個人的に、朱莉と芹亜とのやり取りは結構好み。ラストの死んだおばあちゃんのお墓の前で芸をするという話で、本当におばあちゃんの霊がそこにいる、というのは本作っぽいオチでした。
ただ、朱莉が結局戦いには絡まずに終わってしまったというのは少し勿体なく感じる。折角の彼女の設定に触れ、今回のグレートゴーストも最後には朱莉に剣を教える立場になったりした回ということもあり、戦いにもそのあたりを生かしてもよかったのではないでしょうか。
今の朱莉は、霊を憑依させる戦い方はしていないようですが、今後沖田とそういう関係になることもあるのか、というのも少し気になりますね。
今回はそこまで設定に踏み込んだ話というわけではありませんでしたが、TERAという組織の目的と、雪庭の持っている目的が異なることが明かされる。このあたりは少し勘違いしていたのですが、TERA側は陣取り合戦による未知のエネルギーの奪取が目的で、歌の解放という目的は雪庭とその周辺の人物による個人的な目的だったようです。
そうなると、歌を制限しているMiucSは、TERAという組織自体と反目しているわけではないという事なのかも。むしろ、陣取り合戦で奪い合いの中で重要な役割を果たすグレートゴーストに対して影響を与える歌を管理するために、人の歌を制限している、とするならTERAと繋がっているなんてこともあるのかもしれません。
今回のグレートゴースト沖田総司と芹亜との歌での交流のシーンでは、これまでの歌のシーンと同様にMiucSがそれを検知しているらしき描写があり、今の状況はMiucS的にも望んだものであるように見える。結局、MiucS周りが何を考えて動いているのかがまだ見えてこないので何とも言えませんが、少なくとも芹亜の力に関しては、MiucSの計画の上で進んでいるようにも思えます。人の歌を制限することで、芹亜のような力を持った人間を作りたかった、なんてこともあるのでしょうか。
ただ、やはりここまで見ていても、歌のパートに違和感を覚えるというのが本音。どうにも歌とグレートゴーストとの取り合わせが、取ってつけたように思えてしょうがない。歌自体は新選組を題材にしたもののようですが、それでもいかにも現代な歌を、突然沖田がいい声で歌いだす流れは違和感の方が強く、どうにも歌と偉人の取り合わせだけは最後まで好きになれるかどうか怪しく感じてしまいます。


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